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101/107

0100 マイムVSホムラ

記念すべき100話目です!



「いくぞ・・・!」


ゴォオオオオオオオオオ!!!!


「えええ!?」


試合が始まったと同時に、ホムラさんの手が炎に包まれた。

私は驚いて悲鳴を上げた。

だって腕が燃えてるんだよ!?

なのにマイム奥さん達も誰も焦ったりしていない。

どうして?


ホムラさんも平然としている。

でもその炎が形を変えていく事に私は目を奪われた。



「・・・・・・・・・・剣?」


炎は剣の形となって、ホムラさんの手の中に。


「ホムラのスキルは≪焔剣(えんけん)使い≫といって、剣の形をした炎を自在に操る力なのよ」


クレナイさんがそう説明してくれた。

剣の形をした炎を自在に・・・聞いただけで凄そうなスキルだ。




ガキィン!!!



マイムとホムラさんの剣がぶつかり合った。

お互い、一歩も譲らないといった様子だ。



ホムラさんの握る剣の形をした炎は伸縮自在といっても良かった。

炎がどこまでもマイムを追いかける。

でもマイムも凄い。

炎を避けたり、切り裂いてホムラさんと間合いを詰める。

だけど炎の剣はマイムがいくら斬っても炎が消える事がなく、剣の形を保っていた。


「食らいやがれマイム!『焔剣無双』!!!」


舞台上に残っていた、マイムが斬った炎の欠片がホムラさんの声に従うように、次々の剣の形に変わってマイムを一斉に襲った。


「マイム!!」


私は思わず身を乗り出したけど、それをアカネさんとロカさんが止めた。


「男同士の戦いを邪魔しちゃ駄目だぜ?」

「試合を行っている舞台上に乱入するのはルール違反です」

「で、でも・・!」

「もっとどっしり構えな」


シャクヤクさんの言葉に、私はシャクヤクさんを見上げた。


「女は度胸が大事だよ。あの二人はお前さんを巡って剣を交えている、真剣に。だからお前さんも真剣な眼で試合を見届けな」

「シャクヤクさん・・・。・・・・って貴方がそもそも決闘の話を出したんじゃないですかああああ!!!私の意見も聞かずにいいい!!!」


私は人目もはばからず思わずシャクヤクさんに叫んでしまった。

いやでもこれは突っ込んでも良いよね!?


「ほほほほほほ」


シャクヤクさんは団扇で口元を隠して笑っていた。



「シャクヤクの悪い癖が出たねぇ・・」

「ここ最近退屈だとばかり言ってましたから~」

「シャクヤクねー様、退屈してたらどんな事でも大げさにさせちゃうって噂、本当だったんだ・・」


ツバキさん、サザンカさんの会話にモミジちゃんが納得したように頷く。

とんでもない癖ですね!!?

それに巻き込まれた私って・・・。


「でもきっかけはどうであれ、わたくしはリタが家族になってくれたら嬉しいですわ~」

「そうね。わたしもリタなら同じ妻として歓迎するわ」

「お部屋の準備もしないといけませんね姉上」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


モモ姫とクレナイさんとベニさんは私が嫁入りする前提の会話をしてる。

セイカさんはずっと喋らないけど、いつの間にか針と糸を持って何か人形らしきものをちくちく作っていた。

何を作ってるんだろう・・・?


・・・・・・っていやいや嫁入りしませんよ私!!

あやうくスルーする所だった・・。

嫁入りなんてしない!

だって私・・・・。


私はマイムを見つめた。

マイムは襲いかかる無数の炎の剣を避けながらばっとホムラさんに飛びかかる。


でもマイムの死角から一本の炎の剣が・・・。





ザシュ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボト。



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マ・・・・」



炎の剣は、マイムの左腕を、切り落とした。

ごろごろと、舞台上に左腕が転がる・・・。




「マイム!!!!」

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