ユビキリ:主な登場人物紹介
CAST
白梅 ―しらうめ―(元々月影という名の鬼。実は寂しがりで、怖がり)
露草 ―つゆくさ―(仏頂面な川本家の長男。八代目栄雅を務める。後に鬼として生きる)
川本 ―かわもと―(藩主を務める家。代々藩主は、元服や藩主と成る際に栄雅と改名する)
末久 ―まつひさ―(五代目。自分の末の子、約進を疎ましく思い、養子に出す)
定良 ―さだよし―(六代目。長男。約進の反乱を恐れ、末の子を人質として差し出させる)
兼良 ―かねよし―(七代目。本妻の子の露草は疎ましく、明良を可愛がった)
明良 ―あきよし―(九代目。妾腹である、兼良の子。露草によく懐いた)
白露 ―はくろ―(十代目。明良の子。幼い頃より八代目のことを聞かされて育った)
透影 ―すきかげ―(花咲約進の六男。幼少の頃から栄雅に仕え、兼良に忠誠を誓った忍者)
弓影 ―ゆかげ―(元服してから露草に仕えている若い忍者。透影に倒される)
花咲 ―はなさき―(咲き屋敷)
方雪 ―かたゆき―(家族を失い約進の養父になる初代当主。栗町君近の親友)
約進 ―やくしん―(川本家から追い出された花咲家の二代目。栗町小次郎の親友)
千代 ―ちよ―(約進の妻。栗町家とは家族ぐるみの親交があった)
太一郎 ―たいちろう―(約進の長男。両家の諍いの真相を知る。悪戯好きな三代目)
九次郎 ―きゅうじろう―(約進の五男。事の真相は把握済み。曲者と評価される人物)
塔十郎 ―とうじゅうろう―(三十年以上前に露草を見たことがある四代目。貧乏侍)
清一郎 ―せいいちろう―(長男。蘭学を学び、後に広く慕われる蘭方医となる)
清治郎 ―せいじろう―(次男。良と恋仲。酒に弱いが、剣術は達者。後の五代目)
栗町 ―くりまち―(食べ屋敷)
君近 ―きみちか―(武術に長け、人好きのする性格。初代当主。花咲方雪の親友)
小次郎 ―こじろう―(黄邦家から蛍を娶った二代目。花咲約進に援助を申し込む)
蛍 ―ほたる―(小次郎の妻。実兄葉鳥のため、実父の崎二朗から助けを求められた)
花一郎 ―かいちろう―(商人に転向した三代目。花咲太一郎の親友)
梅太郎 ―うめたろう―(商家として繁栄させた四代目。元は、塔十郎の友)
隆吉 ―りゅうきち―(大雑把な性格をしている良の兄。清一郎の親友)
良 ―りょう―(明るい性格をしている栗町家の娘。清治郎と恋仲)
花咲 ―はなさき―(現代での輸入会社、警備会社など)
京也 ―きょうや―(記憶喪失になった白梅と知り合った発明家。花咲家の婿となる)
健成 ―たてなり―(京也の長男。姉が二人と妹が一人いる)
遥 ―はるか―(健成の長男。語学に関しては天才的。甘やかされて育つ)
松平剛 ―まつだいら つよし―(通称クマ先生。桔梗が7才の時、養子とした)
源 ―はじめ―(剛の実子であり長男。医者を志す。桔梗と暮らした期間は5年程)
茂 ―しげる―(源の長男、医者。香梅にひたすら片思い)
静 ―しづか―(源の第二子、長女。二人の人物の影響か、剣道と英語だけは大得意)
桔梗 ―ききょう―(露草が助けた少女。幼少時に片足を失う。約1年露草と旅をした)
香梅 ―こうめ―(桔梗の娘。さっぱりした性格、ギターは生涯の友らしい)
イリア・ブラウン(白梅の知り合いに紹介された科学者。娘が花咲遥と結婚した)