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攻略知識が役に立たない世界でした〜悪役貴族に転生した俺は、変態体質と死亡グラフを無くしたい〜  作者: 洸夜 真琥
第二章 領地編

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第四十一話 王都からの訪問者

湖から屋敷に到着する前に、皆んなに精霊の事をあまり口外しないように言っておく事にした。


「一応皆んなに言っておくが、今日の精霊の件、フォルスが加護を貰った事は話しても良いが、その他の、場所や詳しい内容は口外しないように。話せば湖を荒らされたりする危険があるからな」

「「「はい!」」」

「かしこまりました。確かにその方が良いでしょうな、人が無闇に立ち入れば精霊を怒らせる事になるかもしれません」

「フォルスに加護がついた事はどうせそのうちバレるだろう、フォルスも聞かれたら適当にはぐらかしてくれ」

「…わかりました」


まあ、フォルスとしても、積極的に話したい内容では無いだろうからな…

普通は精霊に加護を貰ったら自慢出来るんだが、貰った相手がな…

加護の内容は良いんだよ?


屋敷に着いた俺達は一旦解散をし、フォルスには明日、精霊に聞い話で川の岩の件と、加護について話す時間を改めて、取る事を伝えた。



昨日の件を、クラウスとフォルスそれにセランも呼んで話し合う事にした。セランは湖に同行していないので、ある程昨日あった事を最初に話した。

フォルスが、精霊に加護を貰った事を話した時は、驚いてもいたし、何やら荘厳なシーンを想像していたようだが…。

俺達は誰も訂正しなかった…。

機会があれば、セランも会う事になるだろう。


「まあ、そういう訳でニクセに聞いた話では、川側の岩が何らかの原因で動いてしまったらしい。それで調査をして、岩も元に戻すように依頼があった」

「では、まずはその岩の調査ですね、場所はどの辺りですか?」

「湖がこの辺りだから、その少し下のこの辺りだな」


俺は地図を見ながら、岩の場所を指差す。


「あの大きさのオオサンショウウオが通れたのですから、かなりの大きさがありそうですね」

「岩の状態次第では、塞ぐ方法を考えないといけないかも知れないな」

「何にせよ、行ってみりゃわかりますよ!」

「貴方って何でそう単純なんですか…」


セランとフォルスがまた言い合いを始めそうになったので、俺は話を再開する。


「調査には今日の午後から行く事にしようと思っているが、問題は無いか?」

「はい問題ありません。午後からはその様に予定を組んでおきます」

「自分も大丈夫です」

「よろしく頼む。フォルスにはニクセ関係だから来てもらうが、セランはどうする?」

「私もご一緒致します」

「何だ、お前も行くのかよ」

「いけませんか?」

「いや…別に」


フォルスの歯切れが悪いのは、ニクセがもしも現れた時のことを考えてるんだろう…

俺はいずれセランにはバレると思ってる。


「では、昼食後に門の前に集合するように」

「「了解しました」」


二人が部屋を出た後に、クラウスに思った事を言ってみた。


「どうせセランには分かるんだから、早くバラせば良いのにな」

「…なるべく引き伸ばしたいのでしょう」


俺とクラウスはちょっと遠い目をした。



昼食を済ませ準備を整えてから、俺はクラウスと一緒に門に向かった…門のところまで来ると、何やら人影が門番と揉めている。


「だから、少しお待ちください!」

「やはく…」


「どうしたんだ?」

「アルディス様!こちらの方が!」

「ん?」


聞き覚えのある声に、俺は門番の影になっていた人物をよく見た。


「え?…ノア?!」

「アルディス」

「何でここに?!」

「会いにきた」

「え?なんか王都であったのか!?」


俺は王都で何かあったんじゃ無いかと、チラリとクラウスを見るが、クラウスは首を振って居る。


「手紙を見た」

「手紙?俺が出したやつか?」

「見たから来た」

「え、アレには王都に帰ってからって書いて……まさか」

「待てない」

「確かに手紙には、珍しい魔石と、魔道具の事を書いたけど…え?…あの手紙を出してそんなに経ってないぞ?先触は?」

「届いていません」

「出した」


こそへ、丁度配達人が手紙を届けにやって来た。

クラウスが受け取り、中を確認した後、その内の一枚を渡してくる。


「先触はこちらかと」

「王都の研究員からだな、ノアがそっちに行きます。日付は3日前だな…ん?3日前?」


「ノア…何日でこっち来た」

「3日」


俺もクラウスもギョッとした、普通に王都からここまでは5日ほどかかる。


「どんだけ無茶したんだよ…」


フイっとノアはそっぽを向く。


「まあ、来てしまったものはしょうがないから、部屋の準備をさせる」

「クラウス、済まないが頼めるか?」

「かしこまりました」


「ノア、俺達今からあの魔石関連で、川の上流を調査しに、山へ向かうんだがノアは屋敷で待つだろう?帰ったら魔石を見せる」

「…行く」

「え?」

「俺も行くと言っている」


てっきり屋敷に残るかと思ったが、ノアは行く気みたいだな…多分魔石のヌシと関係が有りそうだからだろう。


「わかった、一緒に行こうか」


話がついたところで、フォルス達がやってきた。

ノアのことを知らない、領地組にノアを紹介して、いざ出発となったところで、ノアが馬に乗れない事が判明し、イーサンに乗せてもらう事になった。


「ちょっとごたついたが、改めて行くぞ」

「「「はい!」」」



出発の前―

「ノア様…先触より先に着いては、先触の意味はございません」

「…」

クラウスからの圧

「…気をつける」

よろしければ是非、ブックマーク、評価をお願いいたします!


短編でホラーと悪役令嬢系を挙げています、読んで頂け嬉しいです!


感想なども頂ければ幸いです。

これからもどうぞ宜しくお願いします。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです!

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