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攻略知識が役に立たない世界でした〜悪役貴族に転生した俺は、変態体質と死亡グラフを無くしたい〜  作者: 洸夜 真琥
第二章 領地編

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第三十六話 双子の騎士と一休み

灰色狼の群れとボスを倒した事で、少しは森の魔物退治にも余裕ができた様だ。

ボス狼もこれから調べに入る。

魔物の突然変異か…あの赤い目…



昨日はちょっと大変だったから、今日は少し休みがてら領地に見回りに行くかな、オレはクラウスを呼んだ。


「アルディス様、お呼びでしょうか」

「ああ、今日は休みも兼ねて、領地見回りに行こうかと思ってな」

「作用ですか、昨日はご活躍だった様ですからね。…しかしその手のに握っているものは、見回りと関係ない様な気が致しますが」

「…」


俺は手に握っているもの見る…。

俺が持っているのは、そう!釣り竿だ!

今日俺は釣りに行こうとしている!

前回、見回った時に良さそうな釣り場を見つけていたのだ!

そう、何を隠そう、転生前の俺は釣りがかなり好きだった…。この世界で釣り!ゲームでも無かった!

やるしか無い。


「見回りついでに、釣りをしてくる」

「釣りですか…前のアルディスからしたらとても考えられませんが、良いのではないでしょうか」

「そうゆう事で行ってくる」

「アルディス様、少々お待ちください。釣りに行かれるなら、紹介したい者がいます」

「ん?誰だ?」


クラウスが扉の外に声を掛けると、2人の青年が入ってきた。年は俺と同じくらいか?

顔立ちがよく似ている。兄弟…双子?


「アルディス様、領地にいる間はこちらの者をお連れください。専属護衛に立候補して者たちです」

「専属護衛?」

「はい、アルディス様、いくらお強いと言え対外的にも必要ですし、何かあった場合に連絡係にもなります」

「わかった」

「では二人とも挨拶を」


「専属護衛になりました、イーサン・オーラントです!」

「専属護衛になりました、エヴァン・オーラントです!」


「「よろしくお願いいたします!」」


「ああ、これからよろしく頼む」

「こちらの二人にはアルディス様がする事について外に漏らさないようにしっかりと言い含めております」

「「……」」


…二人の顔色が悪いが、クラウスは何をしたんだろうか。

気づかなかった事にしよう。


「あ、ああ…では改めて出かけようか」

「「はい!」」




屋敷を出て、そのまま山手にある川へ向かう。

俺のすぐ後ろをイーサンとエヴァンが付いてくる、俺は二人を歩きながら観察する。見た目は俺と同い年、薄茶色の髪は髪型が違う為、顔が似ていても見分けがつきやすい。なんで専属護衛に立候補したんだろうか?聞いてみるか。


「なあ、二人はどうして俺の専属護衛に立候補したんだ?」

「魔物退治凄い、好きです」

「?…魔物退治が好き?」

「すみません?コイツ話すの苦手で…、えっとコイツの言いたかった事は、先日の魔物退治でアルディス様が凄く強くて、憧れの意味で好きって事です」

「おー、なるほど」

「俺達一緒の班だったんですけど、ボス狼に最初に襲われたのコイツだったんですよ、それで助けてもらって、魔法も剣も凄くてカッコいいなって」

「クラウス様、専属護衛…俺達受けました」

「クラウス様が、アルディス様の専属護衛を騎士団に打診された時に、チャンスだって思ってすぐ希望出したんですよ」

「なるほどな、理由は分かった。さっきも言ったが、これから宜しく頼む」

「「はい!」」


エヴァンは余り話さないタイプで、イーサンがその分のフォローも兼ねてるみたいだな、面白そうな双子だな。


話しているうちに川へ着いたので、俺は早速丁度良さそうな岩場を見つけて竿を振った。


「暫く釣りするから、適当にしといて良いぞ。釣り竿も使うなら余分にあるから使って良いぞ」

「え、適当にって」

「ありがとうございます」


イーサンは戸惑っていたが、エヴァンは釣り竿を受け取って、俺の横で釣りをやり始めた。

俺が言うのもなんだが、エヴァンはある意味柔軟性があるのか?

何はともあれ、暫く釣りを楽しむことにした。


暫く釣りを楽しんでいると、昼時になって来た。それなりに魚も釣れていたので、焼いて食べるかと思ったら、既にイーサンが日の準備をしてくれていた。


「アルディス様、焼くんですよね?準備出来てますよ」

「あ、ああ」


しかも俺から魚を受け取ると、手際良く串に刺して、火の周りに置いて行ってくれる。

慣れてるな…


「アルディス様はこちらに、飲み水はこちらを」


…イーサンはオカンかな?


釣った魚を食べてお腹が膨れたところで、さっきから気になっていたことをイーサンに聞いた。別に見ないふりをしていたわけじゃ無い。


「なぁ、エヴァンは釣りは苦手なのか?1匹も釣れてないんだが…」

「あー、エヴァンは待ち過ぎて、いつも餌全部食べられちゃうんですよ。本人は原因、分かってないみたいなんですがね」

「教えてやらないのか?」


イーサンが良い笑顔を向けて来た…

あ、教えないんだ…


今日はいい釣り日和だったな…

こっちの世界の魚も美味しかった。

よろしければ是非、ブックマーク、評価をお願いいたします!

感想も頂ければ幸いです。

これからもどうぞ宜しくお願いします。


短編ホラーを投稿しています、余り怖くは無いですが、どうぞ呼んでみて下さい


最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです!

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