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第23話獣人化

 

 1時間後か、他の五人は各自クエストの準備をしに行ったし。

 う〜ん、する事ないな、防具も武器も朝揃えたしな。


「新人……暇?」


「あぁ、暇だけどどうした? 準備しに行ったんじゃないのか?」


「大丈夫……終わった」


「で、何に付き合えばいいんだ? 俺回復薬だけ買いたいんだけど」


「お昼まだなら……一緒に」


 昼飯か、そういえば俺もフェンも食べてないな。


「いいけど、フェンも一緒だからな」


「大丈夫……道具屋から行こう」


 さっきまで、怒ってたのに切り替えが早いな。


「そういえばさぁ、レイラって自分のモンスターどうしてるんだ? 見当たらないけど」


「私のは……戦闘苦手だから、預けてる」


 へぇ、預けるとこがあるんだ。


「預けてるってどうやって? 」


「お金を払えば……預けれるギルドがある」


 そんなのがあるのか。でも、よく考えたらそうだよな。竜を倒すのにゴブリン連れて行くか?って話だもんな。


 いや、歴戦のゴブリンとかいたらカッコよくないか?


「俺も預けてみるかなぁ」


「キャン!? (主様なんで!? 戦闘で役に立てるよ! 置いて行かないでよ! )」


「いや、モンスター交えての戦闘の仕方とか知らないし。獣人化とか出来ないの? 」


「キャン! (獣人化出来るなら、置いて行かないの? )」


「まぁ、子供だけどフェンリルだしなぁ」


「え? ……新人そのウルフがフェンリル?」


「たぶん、そうだと思うよ、ステータス見た時に書いてたから。特殊な例だと思うけどな」


「こんなに小さいのが……フェンリル?」


 首をかしげる姿かわいいな、まぁ神話に出てくるフェンリルって言われて、そうなんだとはならないよな。ただの食いしん坊だしな。


「キャン!(主様!どうなの? )」


「まぁ、獣人化出来るなら連れて行けるかな」


「ボンッ!」


「ゲホッゲホッ、何だ!?」


 まさか……


「ご主人様〜〜!」


 ギュウーー、フェンは獣人化したことによる喜びなどでアユムに抱きついてると。


「なんで、裸なんだよーー!?」


「新人……喜んでる? 」


 レイラは急に自分と同じくらい小さくて、獣人特有の耳と尻尾を持った、銀色の長い髪の毛を持った、女の子が抱きついたのを見て、混乱していた。


「まさか……小さい女の子が好き?」


「なら……チャンスがある」


「レイラ何ガッツポーズなんかしてんだよ! 服屋を教えてくれ!」


 周囲の人たちが警備隊に通報しそうなんだよ!


「変態がいるわ! 警備隊に」


「そうね、小さい子2人に近づく変態だわ!」


「え、でもあの人顔カッコいい……」


「カッコよくても変態はいるのよ!」


「でも、あの人きっと冒険者よ、装備を見ると警備隊が勝てるか怪しくない?」


「ハァハァ、幼女2人……」




 なんか、一部の人だけおかしくないか?

 変態はあなた達の近くにいますよーー!


「服屋はコッチ……来て」


「レイラ悪い……」


「えっ……ひゃっ!」


 アユムはレイラとフェンを担いで、身体強化をして街中を服屋目指して全力疾走した。


「レイラここか!?」


「えへへ……え、うん、ここ!」


「ハァハァ、ここか、すみません!」


「はーい、お客…店長ー! 変質者が」


「あー? 今は休憩中なんだぞ、どこのアホだダンジョンに埋めるぞ」


 げっ、デカイな身長二メートルってとこか。間違いなく元冒険者だな。殺気を隠す気ないよな……。


「マジの変態だな、幼女2人を抱きしめてやがる」


「いや、待て待て誤解だ。こっちはパーティーのメンバーでこっちは俺の相棒だ!」


「お前、顔がいいからって許されると思うなよ」


「店長は、昔好きな人をイケメンにとられたんです」


「なぁ、それって八つ当たりじゃ」


「うるさい! 問答無用で殺す」


「いや、話聞けよ。フェン獣人化解いてくれ」


 じゃないと、俺が死ぬ……。


 今、アースウォールで塞いでるのに、パンチでヒビ入ってんだけど。


「あ? なんだこのウルフはどこから」


「いや、その子がさっきの子だ!」





「ガハハハッ! なら早く言えよ」


 あれから、けっこう説得したんだけど。理解しなかったのはお前だろ!


「まぁ、理解してくれて良かったよ」


 フェンは今店員に服を着せてもらっている。


「俺はこれからダンジョンに行くから、時間が無いんだよ。だから数着でいいから、早くしてくれ」


「急いでたのか、悪かったな。お前冒険者か、ランクはいくつだ?」


「シルバーだ」


「まだ駆け出しか、だが魔力量は大したもんだ、初級魔法で俺のパンチをあんだけ、防いだんだからな」


「シルバーで駆け出しって、あんたは化け物か」


「まぁ、俺は元ブラックだからな」


「え? マジで!」


「拳1つでなんでも破壊してたから、《破壊者》って言う二つ名が付いてたな」


 てことは、なんでも知ってるんじゃ。


「俺これからミノタウロスを倒しに行くんだけど。なんか弱点って無いのか?」


「そうだな、角を二つへし折った後に顔面をパンチで吹っ飛ばすとかか?」


「よし、参考にならんわ。そんなんできるのアンタだけだよ」


「アユムさーん、お洋服決まりましたよ〜」


「ご主人様どう?」


 でも、ご主人様って呼ばれのやばいな、メイドさんのマネしてご主人様って呼ぶようになったみたいだけど。


「あぁ、可愛いよ。でもスカートは動きにくいんじゃないか?」


「大丈夫ですよ、ズボンもありますから」


「なら、大丈夫です」


「お会計は?」


「あ、店長の奢りです。迷惑料ということです」


「ありがとうございます」


「じゃあ、頑張れよー! 」




 その後、道具屋で必要最低限の物を買い、レイラオススメの場所でご飯を食べた。


「じゃあ、集合場所に行くか! 」


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