54話 ドリームヒーリング?
重症をおった片倉吾郎・・・。佐藤執事長によって応急手当てで命をとりとめて、診療所へ運ばれるのであった。
白い闇の中に一人たたずむ自分・・・。周りを見回しても白い霧のような空間があるだけ・・・。声を出して誰かを呼んでみたが返事は当然何もない。ただ浮かんでいる自分を認識できただけだ。自分は死んでしまったのだろうか?・・・。解らない・・・。ただ自分は生身ではなく霊体なのは何となく解った。なぜなら正面に、もう一人の自分・・・相棒がいたからだ。「オイ!お前・・・一体何をしたか覚えているか?」と相棒が質問してきた。
「ああ、エリザを守るために身を挺してかばった・・・その結果がこのざまだ。」と静かに答えた・・・。
「別に、彼女を守ったのは気にしていない。だが、自分の体を捨て身にしたその精神と考えが気に食わない!何故最後まで足掻こうとしない!お前がしたことは、俺とお前の命を天秤にかけて彼女を守ろうとした、ただの自殺行為の偽善者だ。お前があそこで死ぬか重傷でもなってみろ・・・恐らくその後の展開はわかるな!間違いなく全滅だ!」と相棒が怒鳴りちらした。
「すまない・・・あの時はとっさに体が動いていた。」自分は間違っているのを認識しているので、相棒の言葉を訂正出来ない・・・というかあの時の思考は確かに空白!無にも考えてはいなかったのだ。
「まあ・・・今後はこんな事はしないでくれ・・・頼む!最後まで考え、相談してくれ!俺とお前はニ心ー体だ、そのメリットを殺さないでくれ」と頭を下げながら頼み込んできた。
「おい、頭なんか下げないでくれ!悪いのは自分の方なんだ!」といって相棒の体を起こした・・・てさわれたよ?なんで?。「ああ・・・ここはお前の夢みたいなものだ、だからアイツもいる」と言って自分の後ろを指差した。
「よう、久しぶりだなぁ!だいぶやられたみたいだなぁ、剣ごしだが、様子は見させてもらったよ。なかなか苦労しているようじゃないか?」とかつて永遠の少年の最大の敵、フックがいた。
「どうしてここに?」と聞いてみたが「ここは夢みたいなものなんだろう?ならば私がいても何も問題はないな?お前に渡しただろう、"悪夢"をな・・・あの剣は、強大な幻想を切り裂く為に生まれた剣だ、かつてピーターと戦えたのもあの剣があったからだ。ピーターの持つ強大な夢を現実にさせない為、世界が作らせたオンリーワンの剣なんだぞ、その使い手が簡単に悪夢を終わらせてしまってどうするよ?それにあの程度の敵にこの剣の持ち主が殺られてしまっても困るしな・・・」と暫く小言と説教が続いた・・・そう目が覚めるまで。
目が覚めるとそこには、目を腫らしたエリザと伊勢さんが心配そうに自分をはさんで座っていた。
「「 吾郎君!!」」と言って自分に覆い被さってきた。
「いつつ!あれ?ここは?」と言ってから自分でも解りきっているが思わず確認していた。
「診療所よ、あれから吾郎君ここに担ぎこんで傷を縫合して貰おうと思っていたのたげど・・・もう既に傷口が治り始めていたの・・・高熱は続いたけど。あとうなされてていたわ、起こそうと思ったけど全然起きないし・・・貴方本当に人間なの?」と赤エリザに言われたしまった・・・失礼な!
どうやら、このキーホルダーにはいくつかの能力が隠されているらしい。今回わかった能力は、リジェネレーションつまり肉体再生らしい・・・ただ睡眠中しかならないらしく、オマケであの悪夢《フックの小言》が付いてくる。コール オブ ナイトメアとはこっちが本命かと思ってしまった。まあ、おかげさまで翌日には、だいぶ楽になったのだが念のため馬車で移動を開始、鉄道がある新神戸駅を目指した。途中で山道を挟む事でサクラの妖精の迷いのサークルを仕掛け、追跡者を引き離し一気に駅にたどり着く。着いてしまえばこちらのテリトリーだ遠慮なく近代武器をつかえる自分に利がある。簡単には襲って来ないだろう。
一度東京の本部へ戻って報告するとしよう。
吾郎一行は一度東京へ戻るのであった。
(吾郎)長い休載だね
(茸秋)そうですね・・・入院後に叔父さんが仕事中に事故に巻き込まれまして・・・お亡くなりになりました。家族も、若い息子(引きこもり)とその妹(海外国籍)がいるだけ・・・色々あってとても小説を書いている心境じゃありませんでした。いや、マジで内容の濃い2ヶ月でした。お金って怖いね・・・マジに変わるんだね。テレビとかドラマだけの話じゃないんだ。身近で見るとマジに怖くなる。人間ってここまで堕ちるんだと思った。・・・いつか心の整理がついたら書いてみてもいいかもね。
かなりペースがおちると思いますが、頑張ってこれからも書いていきたいと思います。
今まで、すいませんでした。
次回予告、パーティー再結成!求むヒーラー!




