13話 ボス戦って騎馬戦ですか?
怨霊が一つに集まり大きな黒い馬になる・・・
我々に出来る事はただ全力を出しきる事!
行くぞ、皆!最終局面だ!!
ハイヨーシルバー!!!現在自分はロデオ中ですよ、必死です!!!最初は、そんな予定はなかったのだが・・・振り返ってみる。
「自分が攪乱する!その間に、コイツを仕留める準備をしてくれ!!!行くぞ!!」と気合いを入れた。そしてあの黒馬のボスに突っ込んだ。走られたら面倒だ!しかし・・・ボス馬は軽くジャンプし、自分を後ろから・・・後ろ蹴りをされた!
「アワテルナ・・・コゾウ!」喋った!!!
「ヌシガコノ我ヲ呼ンダノカ?理由ヲノベヨ!」
アレ?わりと理知的じゃね?
「まずは、この様な場所での不躾な召還に謝罪を・・・私達が貴方様にお願いするのもは、ただ一つ!
お怒りを静め霊界に帰っていただきたい!」と諏訪野さんが必死に御願いしている。
「駄目ダ!御主達ニハ罪ハナイガ、今マデニ色々ナ魂ノ叫ビヲ私ハ汲ミ取ッテキタ、人ナノニ人アラズノ烙印ヲ捺サレタモノ達、病デモ生イルノニ生キ埋メニサレタモノ達、ヒトニ使役サレ使イ捨テニサレタモノ達、食ウモノモアタエラレズ餓死シタモノ達ガ、今我ノ身体ヲ形成サセテイルノダ!コノ思イ達ヲ解放サセネバ、今度ハ我ガ狂ッテシマウ!ヨッテコノ場デノ念達ノ解放ヲ行ウ!止メタイナラ必死デクルガヨイ!」と言って何やら怪しいオーラを纏い始めた。ヤッパリ説得は無理か。
「行くぞ、霊核幽合!自分とお前の合体は足し算じゃない!かけ算だ!1+1=2だが、1×1は・・・あれこれダメじゃね?まあ要するに凄く強くなったわけだ。」何とも締まらない変身シーンになった。
みるみるうちに片倉同士が合わさり、白いオーラに包まれ、目の所が黒く大きなっている、そうエイリアンのように・・・
変身した片倉エイリアンは、怨霊黒馬に攻撃を仕掛けた、馬首を殴りつけた!効いている!だか反撃が来る!前足の蹴りがエイリアンの胸部を貫く、「ゴキュッ?」ヤバい!相手の方が上だ、このままではじり貧だ。今の攻撃でゴッソリ持ってかれた。
「コンナモンカネ?コゾウドモヨ!ナラバコノママ蹂躙スルゾ!」と言って走りはじめた。
「何の!こんなの避ければ?しまった!エリ達と一直線に並んでしまった、避ければエリ達がヤバい!アイツらは、今詠唱中だ!自分達で受け止めるしかない!!!」自分達は、怨霊黒馬の突撃を受けとめる為に身構えた。
「イイ覚悟ダ!コノママ蹂躙サレルガイイ!」と言って突っ込んできた。そう矢の如く。
なんかヤバい!余力を残すなんて言ってられそうになさそうだ。
「相棒!全力だ!全部前面と足に力をまわせ!正念場だ!」前に光りが集まり出した。そこに黒い矢の様になった怨霊黒馬が突っ込んだ!!!
凄まじい大音響があたりを貫いた。
「ホウ、我ガ突撃ヲ受ケトメルカ!ワカゾウ!シカシコレマデダ!」そうコイツは良く理解している。自分達の限界は目の前だった・・・
「退いて、片倉君!」と聞こえたと思ったらいきなり何かしら、ぶっぱなしやがった。
必死に転がって避けたから良いものの、避けられなかったらどうすんだ、おい!しかしその危険な攻撃のお陰様で、アイツに重い一撃を与えられた。
スゲー!熱で地面が溶けている・・・エリ達を見ると二人共に全力を使い切ったに違いない。二人共に肩で息をしている。サクラも魔力を使いきったのだろうエリの肩でグッタリしていた。
さて、アイツは・・・と視線をむけると、いた!まだ滅していない!馬鹿な!
「そんな、アタシの全力のブラストフレアに諏訪野さんの神聖属性を全力で付加してもらったのに・・・」と言ってペタンと座り込んでしまった。
「ドウヤラココマデノヨウダナ!誉メテヤロウ、若造トソコノ御嬢ドモヨ!我モカナリチカラヲ削ガレタガ、マダコノイッタイヲ闇二シズメル事クライハデキル」といって結界を壊しはじめた。
「相棒!例のヤツだ!やるぞ!」しょうがないヤッパリやるしかないのか・・・とぶつくさいいながら唱えた。「収集家のポケット!よりアイテム収集!指定、黒漆横笛、名は潮風!」「同調者起動!召還に応ぜよ笛の主!」
二人は別々に、スキルを起動した。
「我を呼んだか、我が子孫達よ!」と言って一人の武将をよんだ。
「御先祖様、力を貸してくれ!」これが昨日の夜更かしの答え、そう二人のスキルの合体技だ!ただ問題が・・・
「良いだろう、手を貸してやるぞ!汝の身体を貸せ!」と言って自分に憑依した。
「どれ久しぶりに、舞ってみるか!」と言って笛を吹き同時に舞いも始めた。
「この音色は、神曲・神楽舞の符・・・始めて聴いた」と諏訪野さん!良く知っているなー!
この曲を聴いた怨霊黒馬は動きを止め、聞き耳をたてている。ゆっくり近づき・・・馬に飛び乗り、
「ここまでだ、お膳立てはしてやった。後はお前達でなんとかするが良い!ああ、これはついでだ!」と言って馬に手綱をつけた後、憑依を解きやがった!最後までやってはくれなかった。
そして、自分は、怨霊黒馬とロデオの勝負へ移行したのである。
次回予告、世界意思の種
(茸作者)ふう、今回は長かった。
(赤エリ)・・・普通はもっと長いよ
(片倉君)まあ、あんまり文章力ないしね
(片倉霊)あんまり本当の事を言って苛めるな
(諏訪野)・・・それ、とどめの一撃。
(茸作者)・・・皆ひどい!しくしく。




