14話 世界意思《ガイア》の種
戦場は、西部劇になった。片倉吾郎は、ただ一人ボスとの一騎打ちになる。頑張れ片倉吾郎!意思力、体力が奪い合いに打ち勝つのだ!
あー現在、黒馬にロデオ中です・・・イヤマジでひどい。今にも吹っ飛ばされそうになっているのを必死にしがみつき、それを回避していた。
「頑張って、片倉君!もう私達には余力が殆ど無いの!結界の維持を二人がかりでするのが精一杯なの!」と諏訪野さんが応援してきた。うん、ガンバッテイルヨーでもね、人間誰にでも限界はあるんだ。
だってあれから2〜30分位は経過したと思う。
自分は、白目をむき、涎をたらしながらも手綱は放さなかった・・・そして遂に、怨霊黒馬から怨霊が消えた!それと同時におとなしくなった。
「御主達の勝ちだ!怨霊達の力は全て発散された、もうこの世界に関わる事はあるまい」と御先祖様が言っている。
だが、黒馬は消えていない。それどころか!
「御主ヲ、我ガ乗リ手トシテ認メル、名ヲ我二ツケルノダ!我ガ主ヨ!」と黒馬が言ってきた!
「この馬ってスレイブニールってヤツ?」とエリさんが言って言ってる。後で検索してみよう。
「これって一応、神馬って事になるのよね?それを片倉君が?」と諏訪野さんが心配している。
ウーン名前ねー。そうだなまんま黒影でどうだ。
「ソレデイイソレデハ我ハ汝ノ影二潜モウ」と言って自分の足下の影に沈んでいった。馬ゲット!
そして消えた後には、3つの光るビー玉みたいなものが?
「それは世界意思の種!」とエリさんが慌てて駆けよってきた。ナニソレ?美味しいの?
エリさんが懇切丁寧に教えてくれた。要するに、これは、神の力の欠片なんだな?死ぬダメージを一回だけ無かった事出来る、自分の力を最高まで高めてくれる、簡易結界を自分の回りのみ一瞬で展開できるとか、世界残された奇跡の欠片、パンドラの希望とか、色々教えられた。そして所持する事で能力者、もしくは超人として認められるそうだ。ちょうど3個あるし、3人でわけた。各々が手を伸ばした時に、その光る欠片は手に吸い込まれる様にかききえた。そして胸の奥にホンノリ暖かいモノを感じた。そう、まさにこの時がこの世界の因果関係から解き放たれ、自分の力として世界の奇跡の力の一部を使用できる事を認識した瞬間でもあった。
そして、二人の魔力の限界がきたので結界を解き放った時、最大のピンチが片倉君を襲う!!
安心して気が緩んだ一瞬に、胃液が逆流し始め目が回り始め立っていられなくなった!その後は・・・いや、言うまい。
ただ、頑張った自分に、ただ冷たい視線を後で貰ったのは言っておこう。君達少し冷たいんじゃない!まあ、ハンカチはありがたみを感じたけど・・・
だか!これでミッションクリアである!
終わったー・・・ゥプッ!
次回予告、そしていつもの日常へ
(片倉君)・・・皆ひどい!冷た過ぎない?
(赤エリ)えー普通じゃないのですか?
(諏訪野)すいません!私はあの匂いが苦手で・・・
(片倉君)あーそうですか。でもハンカチはありがとうです。助かりました。必ず洗濯して・・・いや、必ず新しいのと交換しますね。
(諏訪野)いえ、気にせずに。
(片倉君)諏訪野さんは優しいな!チラッ!
(赤エリ)っ!あっアタシもハンカチあげる!
(片倉君)今頃遅いわ!




