女王さまの撮影会
前書き
まったく、大人たちの旧式なプロトコルには呆れちゃうわよね。
少子化で自衛官が足りないからって、あたしたちの美貌とスタイルをリクルートにフル活用しようだなんて、安直すぎるバグだわ。まあ、あたしがちょっと本気を出してアライメントを再構築してやったら、案の定、上層部のオッサンたちは熱暴走を起こしちゃったみたいだけど。
今回は、そんな時代遅れなジェンダー論に一石を投じる最高にクールな撮影会と、日本の防災インフラを根底からアップデートする『エアクラ』のプレゼン会議のログよ。
あたしたちメインノードの完璧な同期処理、しっかり網膜センサーに焼き付けなさいな。
2020年8月下旬。三笠公園にて。
あたし、黒木舞桜は、なぜだか、倉田琴葉ちゃんに連れられて、防大の制服のモデルをやらされていた。
視界に広がるのは、抜けるような青空と、海に浮かぶ威風堂々たる記念艦「三笠」。その後ろには東郷平八郎の銅像がそびえ立っている。
そんな歴史的アセットを背景に、琴葉ちゃんは真面目な顔でモデルを務めている。
彼女が纏っているのは、カチッとした紺色の制服だ。テーラードジャケットにネクタイをきっちりと締め、頭には制帽。黒髪ショートの凛とした女性が、両腕を真っ直ぐに下ろして直立不動のポーズをキメている。
琴葉ちゃんは大人だな~。
次いで彼女は、アライメントを緑色の作業服へと切り替えた。
頭には同色の作業帽、背中にはオリーブドラブの大きなリュックサックを背負い、右手にはバインダーを抱えている。同じく三笠公園の晴天の下、シャツの第一ボタンまで締めた一寸の隙もない真剣な眼差しで直立していた。
なんでも、保全学部保全学科の契約書に含まれている広報任務らしい。
少子化と過酷な労働環境のせいで、自衛官のなり手が致命的なまでに枯渇しているという、国家インフラの深刻なバグ。それを補うためのリクルート活動だというが……。
ふん、そんな直立不動の堅苦しいテクスチャで、魅力を感じるとでも思うのッ。
あたしは、支給された白い半袖の夏用シャツを、限界まで着崩してアライメントを再構築した。
シャツのボタンを大胆に外し、豊かな胸の谷間を惜しげもなく露わにする。ボトムスはタイトな黒のミニスカートへと変更し、首元には幾重もの金のネックレス、耳にはフープピアスを揺らした。
頭には白い制帽。左手を腰に当てて、挑発的で不敵な笑みを浮かべる。記念艦三笠を背景に、黒髪ロングヘアを潮風になびかせた、完璧な視覚ハッキング仕様だ。
あたしはさらに、石畳の上で片膝を立ててしゃがみ込むような、蠱惑的なポーズへと移行する。
胸元を大きく開いた白い半袖シャツと黒のミニスカートのまま、制帽の下からカメラレンズに向かって、マッハの速度でフェロモンのパケットを送信してやった。
ふふん。どうよ。これならフニャチンヤローが釣られて、入れ食い状態になることうけあいよ。
「そんなフニャチンヤローは、自衛隊に不要ですッ」
あたしの背後から、怒りのエラーログが叩きつけられた。
振り返ると、琴葉ちゃんもあたしと同じ仕様に強制アップデートされていた。
記念艦三笠の前で、白い半袖シャツのボタンを開けて豊かな胸の谷間を見せつけ、タイトな黒のミニスカートを穿かされている。右手で制帽のツバに触れながら、左手を腰に当てたポーズだ。
その顔面ディスプレイには、眉をひそめた不本意極まりないといった怒りの表情がレンダリングされているが、スタイル抜群の我儘ボディで、ノリノリでポーズ自体は完璧にキメているじゃないの。
どうやらこのモデル案件、彼女の厳格なプロトコルには適合しなかったらしい。
さっき契約書のログをスキャンして確認したが、斧乃木拓矢のヤローの筆跡と、佐々陸将の承認印が後付けでデプロイされた、ただの悪ふざけの産物に過ぎないのだから。
★ ◆ ★ ◆ ★
「の、脳がバグるッ!? く、倉田先輩ッ、それ莉那がこの前着てたヤツじゃないッスかッ?」
撮影担当の斧乃木拓矢が頭を抱える。
そりゃそうだ。さっきまでの厳格な制服から一転、カジュアルに着替えた倉田琴葉ちゃん(身長167センチ)の服は、この前、外苑でサブリナこと福元莉那が着ていた服と完全に同一のアライメントだ。髪型まで見事に被っている。
琴葉ちゃんは、白いオフショルダーのざっくりとしたニットセーターを纏い、そこから黒いレースのインナーをセクシーに覗かせている。
ボトムスは深いスリットの入ったタイトな黒のミニスカート。足元には絶対領域を強調する黒のニーハイブーツをデプロイし、小さなベージュのショルダーバッグを斜め掛けしていた。
隣に立つあたし、黒木舞桜(身長175センチ)は、漆黒のライダースジャケットに黒のクロップド丈インナー、そしてダメージ加工が施されたダークブルーのスキニーデニムに黒のショートブーツという、いつもの戦闘的なテクスチャだ。
あたしは、夜の外苑でのサブリナの服装を脳内ストレージから呼び出す。
温かいオレンジ色のストリングライトに照らされた銀杏並木の下。
あの時のサブリナは、今の琴葉ちゃんとまったく同じ白いオフショルダーのニットに黒のミニスリットスカートを穿き、幾重にも重なるネックレスを揺らしていた。
手首には腕時計を光らせ、黒のショートブーツを合わせて、フェンスに寄りかかりながら小悪魔的な笑みを浮かべていたっけ。
なぜ同じ服装を琴葉ちゃんが着ているか?
あたしたちには自動縫製システムであるロッドロボがいて、LiDARキューブでオーダーメイド縫製が可能だからだ。
タイヤで挟まれた棒と、部屋の角と面の中央に設置したLiDARが、中心を目掛けて三次元点群データを把握する。
それを人工知能へと転送して空間把握を完了させたのち、人工知能はタイヤの制御用プログラムを選択し、テンションなどの強度を最適設定してプログラムを実行するのだ。
もちろん、その選択が適正であったかの検証プロセスは、別のモデルに多角的に実行させる。
ほら、材料費だけでこんなに可愛い服の出来上がりって寸法だ。
「いいだろ。可愛い服だって思ったんだ」
自身の服装を気にしながら、拗ねたように呟く琴葉ちゃん。なにこの可愛い生き物ッ。お持ち帰りしたいッ。
「あげませんッ。俺んだから琴葉先輩ッ」
ボッチこと茅野万桜のヤローが、マッハの速度で牽制のパケットを送信してくる。
ボッチの役目は、今回の着替え用に使ったバンの運転だ。てか、ウチ、なんだい車あんのよ!?
「社用は2台だよ。なんだ女王さまのクーペも社用で落とすか?」
からかうように宣うボッチに、
「断固拒否」
あたしは0.1秒で拒絶のパケットを叩き込む。
「だろうね。俺もロメオは社用にしねえ」
ボッチのヤローも、自身の愛車には絶対的な拘りのプロトコルがあるらしい。
★ ◆ ★ ◆ ★
ラボに着くと、白井勇希とサブリナこと福元莉那、そして佐々陸将が待ち受けていた。
撮影されたばかりの画像データを開くや否や、陸将の顔面ディスプレイが真っ赤に染まる。
「リテイクッ。リテイクですッ」
陸将が、オフィス中に響き渡る声でキレ散らかした。
えー、なによぉ。
「よく撮れてんじゃんッ」
あたし、黒木舞桜は、不満のパケットを送信して反論する。
胸元の開いたシャツにタイトなミニスカート、記念艦三笠を背景にしたアライメント。どう見ても最高に可愛いじゃんッ。
「男の可愛いと女の可愛いは違うのッ。ていうか、なんだこの破廉恥なテクスチャはッ」
陸将が、頭を抱えながら至極真っ当なエラーログを並べ立てる。
「自衛隊は厳格な規律と国防を担うインフラですよッ。胸元をはだけさせて、スカートの丈を限界まで削るなんて言語道断だ。これではリクルートのポスターではなく、ただのハニートラップのグラビアじゃないか。国家の威信というプロトコルが完全に崩壊していますッ」
捲し立てる陸将に対し、
「じゃあ、あたしらじゃなくて、佐伯や藤枝みたいな地味な男を起用すればよかったじゃないですかッ」
倉田琴葉ちゃんが、冷徹な視線で反証のロジックを展開した。
「わざわざ防大女子である私を指名したのは、旧態依然とした男社会のイメージをパージするためでしょう? なのに、いざ女性がオフの顔やファッションという本来の属性をデプロイすると『破廉恥だ』と叩く。自衛隊はまだ、女性隊員からジェンダーの要素を強制的にデリートして、ただの無機質な兵隊ノードとしてしか扱えないんですか」
琴葉ちゃんの鋭いジェンダー論のハッキングに、
「こ、ここでジェンダーを持ち出してくるなよ倉田ッ。そういう意図で言ったんじゃないッ」
陸将が、タジタジになって防衛線を後退させる。
「あー、あれだ。TPOという社会的なファイアウォールの問題だ。制服や艦船という官公庁のアセットを背景にする以上、PTAや保守層という名の口うるさい監視プログラムが常に目を光らせているんだ。わかるだろうッ」
救いを求める陸将の視線に対し、
「まあ、野党の格好の攻撃対象になるのは間違いないですね」
勇希が、プラチナブロンドの髪を揺らしながら冷静な助け舟を出した。
「アンチミリタリーの活動家たちは、広報の画像を1ピクセル単位でスキャンしてバグを探しています。これを公開すれば、『女性の性の商品化だ』『自衛隊の品位を貶めている』という名目で、防衛省のサーバーにクレームのDDoS攻撃が仕掛けられるでしょう。政治的な脆弱性が高すぎます」
勇希の出力した正論のパッチに、
「それって、システム自体がおかしくない?」
サブリナが、胸元を揺らして噛みついた。
「防大生だって、同じ年頃の大学生だよ。カリキュラムさえこなせば、プライベートでオシャレを楽しむ自由や表現の自由はないのッ? 若者の等身大のパケットを『不謹慎だ』って全否定するような、息の詰まる旧式アーキテクチャだからこそ、新規のアクセスが寄り付かないんだよッ」
サブリナのクリティカルな反証に、ラボの空間が完全にフリーズする。
あたしは、無言のまま視線をボッチこと茅野万桜へと送った。
ボッチは、やれやれといった具合に深い吐息のログを捨てると、承諾のコマンドを叩き込む。
「ためしにこれでいきましょう。佐々陸将」
ボッチは、赤い髪を掻き上げながらゼネコンの顔つきをレンダリングした。
「野党や活動家のノイズが大量に発生するでしょうが、ウチの資本と情報操作のネットワークを舐めてもらっちゃ困る。ネガティブキャンペーンすらバズマーケティングの動力に変換して、すべて黙らせますからご安心を」
不敵な笑顔でうけおった。
★ ◆ ★ ◆ ★
一応ロケーションを変えて撮影したものもある。
あたし、黒木舞桜は、画像を次のディレクトリへスワイプした。
そこにレンダリングされているのは、抜けるような青空と、巨大な横浜ランドマークタワーを筆頭とした、みなとみらいの近代的なビル群だ。
海沿いの広々とした石畳の遊歩道に、あたしは直立している。
身に纏っているのは、パリッとした白い半袖シャツに、紺色の膝丈タイトスカート。胸元と左肩には金色の刺繍が施されたワッペンがデプロイされ、両手には純白の手袋を嵌めている。
頭には、金色の徽章が輝く紺色の制帽。長い黒髪を風になびかせた175センチの長身のアライメントだ。
てか、これってどう見てもお巡りさんみたいよね。
「そう言えば昔は『婦人警官』とか『看護婦』って呼ばれていたけれど、今は『女性警察官』とか『看護師』って名称に強制アップデートされているわよね」
あたしが疑問のクエリを投げると、白井勇希がプラチナブロンドの髪を揺らして解析パッチを当てる。
「ええ。言葉の表面だけをデバッグして、男女平等を成し遂げたと錯覚させる、薄っぺらいジェンダー論の産物だね」
「ほんと、くだらない仕様変更よ」
あたしは、不敵な笑みを明滅させてロジックをコンパイルする。
「男女のハードウェアの決定的な違いや、それに伴う労働環境の本質的なバグは完全に放置して、呼び名というテクスチャだけを書き換える。それでポリコレを満たしたと自己満足に浸るのが、日本の歪んだジェンダー論の最悪なエラーよ」
「そうですッ。こういうのですッ。この規律正しさと清潔感こそが、自衛隊が求めていた広報のプロトコルですッ」
あたしたちのジェンダー批判を完全にスルーして、佐々陸将は、この真面目で堅苦しい広報写真を大絶賛して宣う。
その時、あたしのフューチャーフォンが鳴った。パパからだ。
「なによぉ、帰りにアイスクリーム買ってきて欲しいの?」
あたしが出ると、
『いや、蔵之介に代わってくれる?』
え、誰よ、蔵之介って?
「蔵之介って? 誰よ」
あたしが反芻すると、陸将の顔面ディスプレイが急激に青ざめ、コクコクと激しく頷いた。
フューチャーフォンを渡すと、
「た、大雅か。いやおまえ、あれだよ。これは正当な広報活動の一環で……」
あたしのパパである黒木大雅は、かつて防大で陸将と同期だったらしい。
「ち、違うッ。決して俺の個人的な趣味で、舞桜ちゃんにコスプレを強要して喜んでいたわけじゃないッ。そもそもこれは……ひぃぃッ。わかった、わかったからッ。防大時代のあの致命的なバグの件だけは、上層部にリークしないでくれッ。俺のキャリアが完全にクラッシュするッ」
かつての同期からの見えないハッキングによって、陸将の強固な防衛線がマッハの速度で崩壊していく。
へえ~。パパと陸将って友達なんだ~。
「いや、子供の頃、俺ら色々と仕込んでもらってるからね陸将に。あと、うちの親父とも同期だな」
宣う拓矢。拓矢のパパである斧乃木力也さんとも友達なんだ~。へえ~。
電話口のパパから、さらに追撃のパケットが送信されたらしい。
「おいぃぃッ。そこで力也まで味方につけんじゃねえよッ。あいつの武闘派プロトコルが発動したら、俺の命が物理的にデリートされるだろッ」
本気で怯える陸将。そう言えば見たことあるかも。このオッサンが、パパたちと酒を飲んでポンコツになっていた姿を。
やがて、陸将はすべてのシステム権限を奪われたように深く項垂れ、あたしにフューチャーフォンを差し戻した。
「……善きに計らえ」
投げやりに広報の方針を丸投げして委ねると、陸将は空虚な足取りでラボをあとにしたのだった。
「勇希、あたしのパパに密告った?」
あたしが尋ねると、勇希は肩をすくめてトボけて見せた。
★ ◆ ★ ◆ ★
「てか、あたし防大生じゃないけどね」
いまさらだが、あたし、黒木舞桜とサブリナこと福元莉那は、地元の県立大に通っている。家が近いからという極めて合理的な理由だ。
ボッチこと茅野万桜は横常国で、白井勇希が東本大。
まあ、ふたりとも最高学府にふさわしい圧倒的なスペックであり、防大と最高学府と県立大がスクラムを組んでビルドされたのが、この保全学部保全学科というわけだ。
ここでは色々と学べて、防大経由で資格も取れるというメリットがある。だが、国家の危機といったバグが発生した際には、強制的に知恵を絞る義務が発生するらしい。
「てか、今日って被災地用の超仮設住宅『エアクラ』のプレゼンじゃなかったっけ?」
あたしは、さっきパパからの電話で完全に逃亡した佐々陸将の背中を思い出して呆れる。陸将、帰っちゃダメじゃん。
エアクラとは、エアコンプレッサーで窒素パックを展開して組み立てる、避難所で使えるプライバシー保護に特化した超仮設住宅だ。
屋外でのデプロイももちろん可能で、専用のエアマットを敷けば、体育館の冷たくて硬い床で寝るより100倍は快適な睡眠環境が構築できる。
なにより『空気』というマテリアルは、抜群の断熱材なのだ。
窒素パックでできたブロックで、テントの布と布の間に物理的な空気層を配置する。たったそれだけで、外気との熱交換が遮断され、断熱性能がプラズマ級に跳ね上がるって寸法よ。
「空気層による断熱って、実は日本家屋の伝統的なアーキテクチャそのものなんだぜ」
拓矢が、防大組特有の空間認識ロジックをコンパイルする。
「昔の家屋にある『押し入れ』や『縁側』、それに部屋を囲む『廊下』。あれは単なる通路や収納スペースじゃない。居住区と外気との間に配置された、極めて優秀な『断熱用の緩衝地帯』なんだよ」
「なるほどな。外の冷気や熱気がダイレクトに居住空間をハックしないよう、空気のバッファ層を物理的にビルドしていたってわけか」
勇希が、プラチナブロンドの髪を揺らしながら感心のログを出力する。
「それに、日本家屋の『引き戸』って、空間効率の観点から見ても革命的なソリューションなのよ」
あたしは、不敵な笑みを明滅させてロジックを深掘りする。
「西洋の開き戸みたいに、開閉のためのデッドスペースというエラーが発生しないわ。さらに、少しだけ開けて換気量をミリ単位で調節できる『スロットル機能』まで標準搭載されているの」
「違いない。ふすまや障子という引き戸をパージすれば、複数の小さな部屋を瞬時に巨大な一つの広間へと再構築できるからな」
ボッチが、赤い髪を掻き上げながら設計の柔軟性を評価する。
「必要に応じて空間のパーティションを自在に書き換えられる、まさに可変式のモジュラー・アーキテクチャだね」
サブリナも、胸元を揺らして深い同意のパケットを送信した。
先人たちが経験則でビルドした日本家屋のスマートな概念を、現代の素材とテクノロジーで最適化し、被災地という過酷な環境へデプロイする。それがこの『エアクラ』のコアロジックだ。
「でも、決裁権を持つ陸将がログアウトした状態で、プレゼンを進めても意味なくない?」
あたしが疑問のクエリを投げると、倉田琴葉ちゃんが凛とした姿勢で応じた。
「問題ありませんッ。保全学部保全学科の会議はすべて記録し、上層部とも共有しますから」
琴葉ちゃんの堅牢なバックアップ体制の説明を聞き、あたしたちメインノードは、日本の防災インフラをアップデートするエアクラのプレゼンへと、爆速で取り掛かったのだった。
後書き
どう? あたしたちのスマートなアーキテクチャは。
決裁権を持つはずの陸将が、パパたちからの見えないハッキングでマッハの速度でログアウトした時は笑っちゃったけどね。でも、あんなポンコツな大人に頼らなくても、あたしたちのロジックは止まらないわ。
日本家屋の伝統的な知恵と、現代のテクノロジーをマージさせた超仮設住宅『エアクラ』。これがデプロイされれば、被災地の劣悪な環境なんていう致命的なエラーは、爆速でデバッグされるはずよ。
これからも、社会に蔓延るくだらないバグは、あたしたちが片っ端からデリートしてやるわ。次回のアップデートも楽しみにしてなさいな。




