同じ質問
考えてみれば当たり前のことだった。友達が怪我したから救急車を読んだ、ここまではいいとしようだがそこからが問題だった。そう、事情聴取が!
わたしが能力とかいうわけのわからないものを使って怪我をさせてしまったなんて言えない。そんなのただの頭の悪い奴じゃねーか!
そんなわけで今救急車の中にいた。
言い訳が思いつかない...。なんて説明したらいいんだ。
そんなことを考えている内に近くの病院にたどり着いた。
舞は治療室に運ばれた。
今更ながら舞とはわたしの唯一の友達の名前だ。
フルネームは水原 舞
そしてわたしは先生に彼女の怪我のことを聞かされた。
先生が言うには傷は浅く命に別状はないらしい。
あの女が言っていたこととほとんど同じだった。
「ところで彼女はいったいどうやって怪我をしたんだい?」
ギクッと私は硬直した。
「それはですね〜...わ、わたしも実はよくわからなくて」
こうなったら知らないふりをするしかない!
「そうかい。いや、大した傷じゃないんだけどね、ただ変な傷口をしているもんだから気になってね」
「そ、そうなんですか...」
「一週間もすれば治るだろう」
私はこの言葉にホッとした。
「ありがとうございました」
私はお礼を言い舞の病室に向かった
ドアをコンコンとノックして私は病室に入った
「失礼しまーす」
そこにはいつもの彼女の姿があった。
「どうぞ」
彼女に近づき私は話しかけた
「怪我は大丈夫?」
「うん!大したことないよ」
私はホッとため息を吐いた。
「よかった。」
「心配してくれてありがとう」
彼女は笑みを浮かべた。
「でも私なんで怪我したのか覚えてないのよね。何か知らない?」
まさか同じ質問を二回されるとは。
「ううん。し、知らないよ。気づいたら倒れてたから」
「そうなんだ。まぁいいか大したことないし」
気づいたら外は真っ暗だった
「じゃあ私そろそろ帰るね。」
「うん、私も明日には退院できるから。じゃあまた学校でね。」
私は病室を出ようとドアに手をかけたその時奇妙な音がした。後ろを向いたらそこには水のヘビのようなやつがこっちに襲いかかってきた。




