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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

十三妹の孫

作者:はやぶさ
最新エピソード掲載日:2026/11/08
伝説の女傑「十三妹(しーさんめい)」の話ではなく…
そのお孫さんのお話でございます。

時代は清代中期〜後期。

康乾盛世の華やぎが行き渡る福建は莆田(ほでん)、文甲(ぶんこう)の港町。眼下に媽祖様の聖地・湄洲島を望む高台に「宝衣閣」という大店をかまえる十三妹の孫の「何蓮(かれん)」。

表向きはハイカラな仕立て屋兼・質屋「宝衣閣(ほういかく)」。
「古くてもお洒落な装いで、この街の人たちをもっと綺麗にするんだから!」
そんな瑞々しい審美眼を胸に、彼女は今日も今日とて、個性豊かな最強の仲間たちに囲まれ店を切り盛りしております。

表の商いは大繁盛でございますが、ひとたび裏に回れば、抜け荷の差配から街の資金を握る「金主」として、ヤバい質物や厄介ごとを一身に引き受ける裏の顔。 普段は「面倒くさい〜」と駄々をこね、大好物の「冬冬糖(トントンタン)」をクチャラと頬張る愛らしい若女主人でございますが……。 悪党どもが理不尽を働き、ひとたびその刃に手をかけた瞬間! 空気が凍りつくような冷徹な暗殺者の顔へと変わり、「お祖母様、使うね」と秘蔵の日本刀が一閃!

さぁ、静かに暮らしたいと願いながらも、今日も今日とて厄介ごとが転がり込んでくる福建の港町。仕立て屋兼・質屋「宝衣閣」の暖簾が、いまガラリと音を立ててくぐられたのでございます。お立会い、聞いてくだそう――。
【プロローグ】
2026/11/08 00:21 (改)
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