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『君の夏を書き継ぐ。』  作者: 茶葉


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『君に出会う前の夏』第4話『夢と現実』

朝、目を覚ますと、昨夜見た夢がぼんやりと頭に残っていた。


木漏れ日の中で微笑む、一人の少女。


「やっと会えた。」


その優しい声だけが、耳の奥から離れない。


ふと昨日助けたセミのことが気になり、木の方へ目を向ける。


けれど、そこにセミの姿はなかった。


飛び立ったのだろうか。


そう思いながら辺りを探してみても、どこにも見当たらない。


少しだけ寂しさを胸にしまい込み、身支度を済ませて家を出た。


補習へ向かう途中、公園の木陰で一人の少女が苦しそうに座り込んでいるのが目に入る。


慌てて駆け寄り、カバンからスポーツドリンクを取り出して手渡す。


少女はゆっくりとそれを飲み、小さく息をついた。


そして、私を見つめて優しく微笑む。


「……また助けてもらっちゃったね。」


私は思わず首をかしげた。


「え……?」


少女は少しだけ嬉しそうに笑って続ける。


「本当に、ありがとう。」


その言葉の意味は分からなかった。


それなのに、なぜかその笑顔には見覚えがある気がした。


夢の中で見た少女と、目の前の少女の姿が重なる。


私はまだ知らなかった。


この不思議な出会いが、この夏を、そして私の人生を変えることになるなんて。




茶葉(ちゃっぱ)と言います‼小説の投稿をしていくので今後ともよろしくお願いします‼


広告の下にある☆☆☆☆☆から、作品の率直な評価をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク追加』と『レビュー』も一緒にして頂けると、大変助かります。


コメントもぜひお待ちしております‼

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― 新着の感想 ―
Xから来ました! 比較的短文ながら情景がしっかりと描かれていてとても参考になります。 謎の少女、気になります!
とても良いと感じているので引き続き投稿頑張ってください‼︎
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