35話 最悪の再会
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星螺がこちらを向く。冷静にならなくては、僕は、ひたすら星螺の方を向こうとするが、あまりにも……
星螺「渚……言いたいことがあるんだ。」
星螺はこちらを見て視線を動かさない、僕は見つめ返す。
渚「なに。」
手汗が溢れ出す。今にも手が出そうになる感覚……誰も会話しようとしない。
星螺「その……ごめ……」
言い切る前に僕の体が動いていた。星螺の胸ぐらをつかみ持ち上げる。
渚「お前ふざけやがって!!」
バン!!
星螺「っ……!」
星螺の顔面をフルスイングで殴った。
星螺「渚?」
星螺が呆気にとられた表情を見せる。それが僕の怒りを倍増させる
渚「勝手にいなくなって……それから必死に探したのに見つかったら敵になってて、俺の友達を殺して……許せるわけないだろッ!!!」
バン!
壁に押し付ける。だが、星螺は怯えない
星螺「ごめん、ごめん!」
渚「ごめんじゃないだろ!!!」
はらわたが煮えくり返った。俺の1番の友達を殺しておいてその余裕か?
史子おばあちゃん「2人ともよしなさい。」
史子おばあさんが俺らを引き離す。
星螺「渚……」
渚「くっ!」
史子おばあちゃん「渚、暴力はだめじゃ」
渚「お前になにがわかるっつーんだ!」
俺は暴れる。ふざけやがって
俺の大事な師匠を……友達、親友を……!
星螺「……許してよ友達……でしょ?」
渚「許すわけないだろ!お前は友達なんかじゃない!人殺しだ!」
星螺「っ……!」
星螺の顔が引きつった。だがお構いなく続ける。
渚「健をかえせよ!健を返してくれよッ!!」
星螺「渚ごめん」
渚「うるさいんだよっ!!」
ガッ!
俺が星螺に掴みかかる。
星螺「許されなくても……いい。」
渚「は?」
星螺「渚に謝りたかった。ずっと」
星螺が立ち去る
星螺「僕は友達じゃなかったんだ……」
渚「まっ……!」
星螺「さようなら。ありがとう。」
星螺は姿をなくした。
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