29話 さちの勘違い
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次の日になる。今日も俺は天界に来ていた。さちが心配だから…
さち「お仕事なーに?」
史子おばあちゃん「今日はお仕事はないじゃよ!」
さち「えーっ!」
史子おばあちゃん「渚が話したいことがあるみたいなんじゃ。」
さち「話したいこと?」
渚「うん。」
俺はさちに話しておきたいことがあった。さちがもう理不
尽に殺されないように。
渚「話すよ。さちはさ、普段から、誰でも助けるよね。」
さち「助けるっ!」
渚「もし、その助けた人が、本当は迷惑だったらどうなると思う?危ない人だったらどうなる?」
さち「危なくても!助けないとだめなんだよ?喜ぶよ?」
渚「違う、助けられたくない人を助けたり、危険な人を助けたら相手は不快になって、君に攻撃をするかもしれなんだ。」
さち「えっ!?」
俺は話を続ける。
渚「だから、誰でも助けていい訳じゃないんだ。本当に困ってる人を救うんだよ。」
さち「そうなんだ…てっきり私、救うと皆が笑顔になるんだって…」
渚「それは違う。見た目で判断することは良くないけれど、俺はさちが傷つくのが怖いんだ。」
さち「…私は皆助けないと…なんでもないっ!分かった!約束する!でもね、やっぱりまだ、できる気はしないんだ…少しずつ」
渚「少しずつでいいから頑張っていこう。それが俺は、嬉しいんだ。」
さち「約束!」
さちが俺の手を握った。その感触はさちの緊張と決意を示していた。
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