17話 金に目がない中学生の渚
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渚だ。あれから数年が経った。俺は中学生になった。季節は冬だ。
体調不良で寝込んだ次の日、さちに会いに行ったら、さちが帰ってこないとさちの母親から言われた。
俺が引き返したから……後悔と自分への嫌悪が止まらない。俺は最低だ。
さちはきっと亡くなった、只管辺りを捜索したが、さちは見当たらない。神の森の木に血痕が残されていた。遺体はなかったが、それが全てを意味するのだろう。
俺はさちを殺したヤツを許さない。絶対に見つけて返り討ちをする。
さちがいない毎日は孤独でそれから只管に辛かった。
渚「テレビでも見るか。」
俺は、何となくテレビをつける。
「警告、謎の少女が、街を荒らしている模様。皆様お気をつけください。」
渚「こいつ……」
テレビに映る少女を見つめる。こいつは間違えなく、ゆいだ。あの猫女
渚「あの時救えなかったからな」
あの挑戦状とともに同封されていた、地図はさちが持っていっていた。結局地図は見当たらず、向かうことは出来なかった。
渚「バカらし」
今更救う気は……
「駆除できた方は、1000万の賞金を……」
渚「1000万!?」
俺はテレビに食いついた、1000万、金に目が眩む。
俺「やるか!」
金には目がない、今の俺はSランク、十分駆除できる。
ガチャ、家から出ようとしたその時、ポストに手紙が入っていることに気づいた。
渚「ん?」
ポストから封筒を取り出す。綺麗な字できのはと書かれている。あいつ!何故今更
俺は封筒をあけ、中身を読む。
渚「きのはよ、渚、ゆいを救いたいのだけれど、メンバーが足りなくて保留していた。良かったら私と一緒に倒さない?賞金は山分け。」
渚「1人でやれるわ!」
俺を舐めるなよ。Sランクの俺を!
スタスタスタ
足音が鳴る。
?「渚?」
渚「お、お前は!」
こいつ、態々来やがったのか、こいつはきのは、神の森にすむ狐と人間のハーフ、神獣だ。
きのは「どう?ひとりじゃむりでしょ?チームを組みましょ?」
渚「チームって何人いるんだよ?」
山分けだから人数が多いと不利だ。
きのは「私、それからあなた、スピード特化の瞬さん、それから、回復特化のゆんさん、そして創作プロの康太さん。」
渚「勝手にメンバーいれんな、てか同級生かよ!」
全員しってる、瞬は頭が回るヤツ、ゆんは前俺がゆいと治療に尋ねたら叫んだヤツ、康太は武器防具創作に特化したヤツ。
渚「山分けでも200万はあるな、まぁ」
やってみるか、ま、仲間はいた方が確かに安心はする。
きのは「決めたなら早く行くわよ。皆先に向かってるわ。地図はあるから、さぁ。」
きのはが地図をとりだす。
渚「よし!行くか」
僕らは、地図を頼りにゆいの元へ向かう。
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