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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第七章 爆破テロ編
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第98話 M研会議

 2015年8月3日…さとし、みゆ、健太の3人が集合して祐也とスカイプで繋いでM研会議を行った。

 祐也は父から聞いた情報を元に話し合っていた。

 「つまり第3支部は俺たちの存在に気づき始めているということか。」

 「そうだ。第3支部は、俺たちがこれまで吉本や北村をやっつけたように、M部隊の誰でもない第三者が手を出しているという事に気がついている。」

 「吉川さんには何とかしてもらってるけど、どうやら限界が来ているみたいだね。」

 「考えてみればそうだ。俺らは今まで結構なムタチオンをやっつけてきたが、こんなことを何度も繰り返していると、いずれ誰かが手を下しているという事が分かってしまう。」

 「そもそも、北村や吉本が俺たちの事を話すとすぐにバレてしまう。」

 「まだ俺たちが捕まってないという事は、あいつらは口を割ってないということになる。」

 「だが時間の問題だ。父さんは、自白剤を使って吐かせると言っていた。」

 「なんだと。」


 さとしらが今まで倒してきたムタチオンが、M部隊では誰かが意図的に手を下しているという事に気付いており、一体誰が関わっているのかを調査を進めているのだ。


 「万が一だぞ、第3支部が俺たちの存在に気付いたら・・・」

 「まあその時はその時だ。俺たちは既に一線を超えてしまっている。それなりの覚悟は出来てる。」

 「そうだね。最悪ここを出ていかないといけない状況になることだってあるもんね。」


 「しかし、涼太の奴まだ入院しているのか。」

 「たしかに長いな。精神が不安定でとても日常生活を送れる状態じゃないという話だからな。」

 「あいつ一体どうしちまったんだ。」


 さとしは精神病院に入院している涼太の事が心配でならなかった。





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