↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第七章 爆破テロ編
PR
96/274

第96話 混乱

 The Mutation会場が愛利に襲撃されて1日が経った頃、新潟各地で大混乱が発生していた。愛利が死亡した為、愛利の催眠がかけられていた人が次々と解除されていき、植物状態になっていた人たちが次々と意識を取り戻していった。

 催眠状態の時は意識が無いため、長い間催眠状態になっている人ほど大きく混乱した。そしてかつての警備員も意識を取り戻した。

 「警察は何も分かってない。あの時一人の女子高生が俺の前にやってきて、それ以降の記憶が全くないんだ。だからあいつはムタチオンだったんだ。」

 警察は愛利の写真を警備員に見せた。

 「そうだ、こいつだよ。昨日のことのように感じるからはっきり覚えている。」

 

 県内各地で起きていた不可解な事件も次々と判明していった。

 「そうだ、この女だよ、私の通帳が入ったカバンを盗んだの。」


 「ああ、こいつだ、俺の金を盗ったんだ。そいつは今どこにいる。」


 「今2015年だと、ふざけんなあの女。」


 各地で愛利に対する怒りや憎しみが激しく湧いているのだ。この事はニュースにもなっていてその様子をさとしらが見ていた。


 「大変な事になったな。今までの不可解な事件ほとんど愛利が関係していたなんて。」

 「しかも愛利はもういないしね。愛利を憎む人はたくさん出てくると思う。この怒りは愛利がもういなくても抑えきれないと思うよ。」

 「まあ射殺したおかげで真実が分かったのもあるがどうも複雑だ。」

 「でも私も催眠にかかってたんでしょう?さとし大丈夫だった?」

 「みゆの高速移動なんか俺のスロー効果で余裕だよ。全然大丈夫だよ。」

 「でも祐也がめちゃくちゃ私にやられてたって言ってたけど。」

 「そりゃあ彼女に乱暴する奴があるか。いくら操られてても手を出せねえよ。」

 「でも一つだけ分からない事がって。最後会場の外に吹き飛んで駐車場で私を取り押さえてたって言ってたけどなんで私のズボンが脱げていたのか。しかもパンツ濡れてたし。」

 「まあ・・・無事に終わったしもういいじゃねーか。」

 「なんで詳しく教えてくれないの、そこ一番気になるのに。」

 「まあもう終わった事だ、お互い死なずによかったなアハハ。」

 しばらくの間みゆはこの事を1日3回はさとしに問い詰めていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。