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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第七章 爆破テロ編
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第84話 金属操作

 この事件はすぐに全国で中継され、全国民が釘付けになっていた。会場の外では、警備が物凄い数で囲まれていて次々と特殊部隊が集まってきた。

 「こちら報道ヘリです。上からは中の様子は分かりませんが、特殊部隊の数からみて、ムタチオンによる犯行の可能性が・・たった今入った情報ですと、これはテロで、3人組であり、そのうち1人はムタチオンとのことです。」


 会場にいる、報道関係者が、メールで状況を報告しているのだ。このことはネット上でも大変な事になっており、すぐに2chも立ち上がり、会場の近くに住んでいる人が、家の窓からその様子を生放送する者も現れた。

 「テロww、ワロタww、テレビ緊急速報になった。これは笑い事じゃねーぞw。」

 

 一方の会場では、ついに中層部の道中が能力を発動させた。道中は倉庫に大量に置いてあった鉄パイプに手をかざして、鉄パイプを複数浮かせた。催眠で暴れている一人を、数本の鉄パイプで取り押さえた。

 「ちっ、中層部か。」

 

 愛利はさらに5人を操って、道中に攻撃させた。道中はさすがに同じ管轄の部隊なので、傷つけるわけにはいかないので、そばにあった、自動捕獲装置を使って、5人を捕獲した。5人は網の中に入れられたが催眠状態なので、ずっともがいている。

 道中は鉄パイプを再び1本浮かせて、愛利に向けて鉄パイプを飛ばした。すると、愛利はさらに1人を新たに操って自分の盾になるように命じた。道中はそれに気づいて急いで鉄パイプを落とそうとするが、間に合わなかった。盾にした一人の腹に鉄パイプが刺さってしまった。その一人はその場で動かなくなった。


 この瞬間をさとしと、みゆが見ていた。

 「今パイプが刺さった人、死んだ・・・。」

 「なんて奴だ。」


 とうとう死者が出てしまった。みゆは危機感を感じて、ついにみゆも能力を発動するのであった。






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