↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第七章 爆破テロ編
PR
74/274

第74話 厳重に

 「The Mutation」の開催まで残り1ヶ月を切った頃、第3支部では、会場の警備体制について、中層部の道中太郎が話していた。

 「年々、ムタチオンによる事件が増加している。特に、イベント行事などに襲撃するケースが多い。昨年も今回開催される新潟の県立高校でムタチオンによる襲撃を受けたり、名古屋ではムタチオンの能力によって壊滅的な被害を受けた事もあった。公にはなっていないが、ひったくりや、レイプなどの報告もされている。」


 そこで道中が考えた対策が、会場のゲートには金属探知機にさらにムタチオン判別機を設置し、そこを通ってもらう。万が一ムタチオンがいれば、下層部の警備が2人付くことになっており、身分証明書の提示を行い、厳重な体制をとる。ムタチオンといえど、法律上は一般人と扱いは同等であり、犯罪などを犯した場合に特別な法が適用されるのだ。例えば、一般人が強盗をした場合は、当然警察に逮捕されるが、ムタチオンがした場合は、M部隊が出動し、状況に応じて射殺も可能なのである。


 M部隊はそもそもアメリカの組織であるため、管轄しているのはすべてアメリカなのだ。つまり第3支部においても管轄が日本ではないので、銃器などの使用に関しても何ら問われる事はない。設立当初は相当な問題となったが、現在では「ムタチオン限定で銃器の使用あり」ということになっている。


 実は各国でもM部隊の支部の設置に関して相当な問題が起きている。現在でも一部の支部の間で問題もいくつか発生していて、元々支部の維持費などは、管轄のアメリカが全て管理しているため、設置している国にアメリカが直接支払っている形になっているので、M部隊の支部などが設置されれば、多額の費用が支払われる事になる。当然保険なども入っており、全責任はアメリカが負担することになっている。


 現在ムタチオン対策部隊は各国に30の支部があり、世界最大級の組織となっている。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。