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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第七章 爆破テロ編
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第73話 管理者

 「The Mutation」の開催に向けてさとしは、祐也から過去に開催された時の展示品などが、実際にどの程度実用化されているのかを調べていた。一般的に普及しているムタチオン判別装置は、現在多くの企業が使用しており、銀行や大型ショッピングセンターなどの防犯カメラに設置されている。このムタチオン判別装置は15年前の2000年に横浜で開催された時の「The Mutation」で公開されていることが分かった。さらに今回新潟で開催される「The Mutation」の管理者が第3支部の中層部の道中太郎であることが分かった。


 「吉川さんと同じ中層部か。」

 「今回の道中って奴は金属類を操作する事が出来る能力を持ってる。能力的には吉川さんより厄介だな。」

 「金属を操作するのか。」

 「例えば金属を浮かせたり動かしたりする事ができるんだ。」


 その頃、同じくテスト期間中の愛利も「The Mutation」に興味を示しており、過去に公開されたテクノロジーなどを見ていた。そこで愛利がテクノロジーが徐々に高度になっており、それはムタチオンにとって驚異になりつつある事を感じていた。それを思った愛利は催眠の能力を使用して、里美、春奈を巻き込んでテロを起こす計画を立て始めた。年々進化するテクノロジーに対抗するにはそのテクノロジーを奪ってしまえば良いと考えたのだ。


 「里美、春奈、今から私の言うことを聞きなさい。」

 「はい」

 「私たちは8月に開催される{The Mutation}の会場に言ってテロを行う。そして最新のテクノロジーを奪う。」

 「分かりました。」


 愛利の催眠効果によりあっさりと言うことを聞いた2人だった。




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