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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第五章 ゴールデンウィーク編
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第39話 さとしは変態?

 さとしは祐也と一緒に祐也の家に行くため、市内の路線バスに乗って家に向かっている途中、祐也は出入り口付近の席に座っている金髪の30代前半のマスクをした男のオーラが通常のオーラとは違う色をしてることをさとしに言った。男は身長は180cmくらいで健太と同じ身長だ。体格はやや大きくて見た目からも少し強そうにも見える。さとしはその男の実力を聞いたが、祐也によればムタチオンなのは間違いないが、さとしほどではないという。いずれにせよムタチオンであるため、油断はできない。しかし何もしないのなら気にする必要はない。さとしは祐也の便利な能力に感心していた。

 一方のみゆは恵美と別れて家に帰った。家に帰るとみゆの母親が学校から呼び出しを受けて、みゆは母親に制服を着せられて、学校に連れて行かれた。みゆは一体何が起きているのか分からなかった。

 学校につくと、みゆの担任が精神病棟に入院させられた涼太の事を聞いてきた。どうやら担任は涼太とみゆが付き合っていると思っているそうだ。みゆは付き合っていないと言ったが、担任は恵美が付き合っていると言っていたそうだ。みゆは付き合っていないというが、全く関わりはないことはないので、涼太の事を話した。涼太は普段は普通なのだが、最近になって急に様子が変わったという。実はみゆも健太も涼太の様子が最近おかしいと気にしていたのである。担任によれば涼太は中学生の時色々と問題を起こしていたそうだ。近所のスーパーで万引きをしたり、飲酒喫煙もしていたそうだ。さらに女子生徒のスカートをまくり上げるなどの行為もしていたという。

 「・・・」

 涼太の事を聞いてみゆは納得した。

 「面倒な事になっちゃった。」

 担任が呼び出したのは涼太の事を聞きたかっただけのようだ。

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