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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第五章 ゴールデンウィーク編
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第37話 M研メンバー紹介

 祐也をM研メンバーに入れるため、祐也の情報をみゆたちにメールでまとめて、画像を送信して、さとしはM研メンバーを紹介した。

 「まずはM研メンバーを担当しているのが俺で、2人目は川田みゆ、みゆもムタチオンで高速移動ができる。主に作戦の実行を担当している。3人目は田端健太で、体力に自信があり、潜入関係の役割を果たしている。4人目は西村涼太、計算が得意で主に作戦を支持したりをする。基本ムタチオン関係の隠れ家、あるいはそれに関する情報を得るために作戦を考えて実行したりもする。それである程度のムタチオンとの戦闘もやむを得ないときもある。基本的にはムタチオンの研究だ。ムタチオンの謎や、歴史などを解明してそれを世界に伝えるんだ。」

 「中々凄い事しているな。M部隊も欲しがりそうだな。」

 しかしさとしはM部隊は基本敵対しているので、あまりM部隊と協力はしたくはないようだ。さとし自身もM部隊と騒動を起こしてしまっているので、当然危険指定はされている。さとしは、祐也は第3支部の高層部と繋がっているので、祐也がM研メンバーに入れるということは、祐也自身もM部隊の敵となる可能性もあるからだ。さとしはM研に入ったことは言わないように指示した。ところが祐也の仕事はムタチオンのマークなので、M部隊の敵と判断したものは、M部隊に報告しなければいけないので実質裏切ることにもなる。祐也はそれを覚悟した。

 明日からはいったん親と別々の行動をする事にして、さとしと一緒にバスに乗って祐也の家に行くことにした。

 夜になり、ホテルの部屋に祐也がやってきた、祐也はテレビを見ろと言ってそのテレビを見ると、北海道の札幌で爆破テロが起きたとの速報をやっていた。テロにあったのは、大型ショッピングモールで、負傷者が多数出ているとのこと。祐也曰くこの犯人はムタチオンの可能性があるとのことだ。犯人は逃走し、警察が懸命に捜索しているが全く見つからないという。犯行は複数のグループで行われて誰一人として捕まっていない。大型ショッピングモールで警備も厳重にもかかわらず、あっさりのテロを起こせるのは、よほどのプロ集団かムタチオンしか考えられないからだ。さとしはまた面倒な事件が起きたと思い、みゆたちにも報告をした。その犯人からなんの要求も何もないので目的も全く分かっていない。

 その頃、涼太は家に戻っていたが様子がおかしく、ひたすら聖書を読んでいた。親は心配になり、セラピストを呼んで見てもらうことにした。急に訳のわからない事を言ったり、変な行動をしたりと、中二病どころのレベルでは無くなってしまったのだ。一体涼太はどうしてしまったのだろうか。



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