↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
PR
172/274

第172話 アヌンナキ

 湿度も高くなり、雲も分厚くなり雨期に入ったのだ。さとしはチャンスは今しかないと判断しついに現代に戻る決意をした。シュメール人らに未来の話をしていないので、ここは神を演じて天に帰るとでも言うしかなかった。さとしはシュメール人らを呼び出して皆の前に別れの挨拶をした。

 「アヌンアキ様、本当にありがとうございます。」

 「アヌンアキ様、あなたのおかげで国家が誕生し、滅びるを防ぐことができました。」

 「あなたが降りきたらなかったら、今頃我々はいません。」

 

 さとしは天から降りきたりし者アヌンナキと呼称された。さとしの行った行動は粘土版に描き記され、後に歴史に残る一面となる。

 最後にエディンが一言を言う。

 「向こうでも達者でな。」

 「あんたらと一緒に過ごしたこの3ヶ月忘れやしないさ。」


 さとしは旧ウバイド自治区へ歩いて向かった。


 シュメール人は、さとしに教わった技術を応用してその後も自分らでどんどん新しい技術を産んでいった。こうしてシュメール都市国家は徐々に拡大していき、中東では最大の都市になっていくのであった。


 「いつの時代も人は人だな。」

 

 さとしは少し名残り惜しさも感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。