↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
PR
168/274

第168話 自然災害説

 謎の遺跡の調査を終えてそれをエディンに報告した。エディンは予想していたようで、この遺跡は色んな時代の情報が描かれている。しかしこれほどまでの精巧な遺跡が現代において誰も発見されておらず、議論にすらなってないのが不思議だった。さとしはエディンとあやゆる予想をした。

 「考えられるとしたらまずは自然消滅説だ。経年劣化により跡形もなく崩れ去ってしまったか。」

 

 しかし経年劣化ならばあれほどの建造物がわずか5000年で跡形もなく消えるのは考えにくい。それにわずかに痕跡でも残っていれば現代の技術によってすぐに復元ができてしまう。経年劣化ではないのなら次に考えられるのは自然災害が起きて跡形もなく消えてしまったという説だ。

 「次に考えられるのは自然災害だ。洪水やまたは地震などで崩壊してしまった。そして年数の経過とともに痕跡は流れていってしまった。現代では海底遺跡といって、本来は地上にあったものが地殻変動や火山の噴火によって海の底になってしまったという事例がいくつかある。あの遺跡も数キロ先にはユーフラテス川がある。そのユーフラテス川が拡大してあの遺跡がある場所まで達していたとしたら現代ではユーフラテス川の底にあることになる。」


 しかしその説も考えにくかった。さとしはスマホの地図と比較してもユーフラテス川の幅は現代とそれほど大差はないのだ。

 

 「現代は人工衛星もあるからすぐに探し出す事ができる。それに現代の地図を見れば俺たちが今いる場所には道路が舗装されていて、たくさんのビルなどが立ち並んでる。ここは現代では市街地で多くの人がいる。そんな状況になっていたら周辺の人が発見してもおかしくない。それでも一切の話題にもなってないし俺も始めて知ったからな。歴史には詳しいつもりでいたがシュメール都市国家には別の古代文明があるなんて知る由もなかった。」


 「お主は色んな事に熱心なのですね。」


 その後もさとしとエディンは語り合った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。