第146話 シュメール人の未来
セム族とシュメール人の戦争が終わってから1週間が経った。シュメール人らは、負傷者の手当や町の再建をしていた。子供や女性は地下に隠れていたので被害は無かった。戦争で犠牲になった兵士の供養をしていた。
エディンも負傷したが1週間経った今、まだ痛みが残るが徐々に回復に向かっていた。改めてエディンは今回の戦争で今後の事についてさとしと話し合っていた。
「セム族もトップが倒れたのでしばらくは身を潜めるだろ。向こうも多く負傷者を出してるから今のシュメール人の世代ではもうセム族らは襲ってこないだろう。」
「しばらくは大丈夫だと思うが我の次のそのまた次の世代にもこのまま平和な状態が続くとは限らん。」
エディンは今後のシュメールの未来についてさとしに問かざした。
「そなたは、天から降りきたりし者だと認知しておる。ここに来る前はいかなる世界に?」
「僕は今より5000年紀も未来から来た。」
「なんと、5000年紀も未来からきたので。」
さとしはエディンにさとしがいた時代について説明した。国際社会、ネットワーク、電気、宇宙開発、科学技術など現代の事をくまなく説明した。ちょうどさとしが持ってきたスマートフォンも見せたりして、現代の技術力を説明した。
「なるほど、もう我々のように分裂した文明は持っておらず、世界全体で統一された文明になっておるのじゃな。」
「人類はこの地球に何億という数がいる。紀元前のこの時代でも1億人はいる。この時代にネットワークが無いから反対側の人々の様子が分からないが、この時代だと南米ならマヤ文明、そして数百年後にインダス文明も誕生する。今で言うインド、パキスタンに位置する。いまエディンさんのいるこの地域はメソポタミア文明と言われている。」
さとしはエディンに歴史をくまなく説明した。




