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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
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141/274

第141話 200 VS 1

 大勢やられてしまったシュメール人は戦意を失っていた。それでもセムは構わず残り200人の部隊を向かわせた。200人が剣を持っていてさとしに向かって襲いかかってきた。

 一方のロイと対決しているラークは、再びロイの足元に銃弾を命中させ、ロイはふらついていた。ラークも数本の棘が刺さっているが、痛みを堪えてロイに攻撃することを考えた。ロイは両手を出して無数の棘をラークに向かって発射した。無数の棘がラークの体に突き刺さるが決してラークは倒れなかった。

 「こんな痛み、多くのシュメール達が受けた傷に比べりゃ痛みでもない。」

 

 無数の棘が刺さっているのにも関わらず倒れずに銃口をロイに向ける。それでも倒れないラークに対してロイは焦り始める。

 「何なんだお前、これだけの棘をくらって倒れないとは。」


 ラークは発泡し、ロイの胸に命中した。ロイは倒れて大量の出血をしている。

 「ハア、ハア、馬鹿な、こんな奴に俺が負けるとは。」

 

 ラークは倒れたロイの頭に銃口を向けた。


 「俺を殺してもセムは殺せない。あの人こそ真の選ばれし者、お前たちは負けるのだ。」


 ラークは構わず引き金を引いた。ロイを倒した。それを見ていたセムはロイに失望した。


 「使える相棒だと思っていたがお前を過大評価し過ぎていた。使えない奴だったよ。結局使えるのは俺だけか。お前ら、あの小僧を殺れ。」


 セムは200人をさとしに向かわせた。

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