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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
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第139話 ラークVSロイ

 シュメール人の中でもトップクラスの狙撃能力をもつラークは、セム族の主力のロイと対決をしていた。

 ラークはさとしが作った現代の機関銃でラークに対して射撃していた。ラークは銃弾を盾や岩影を利用して避けていく。その隙にロイも棘を放出してラークも盾で止めていた。


 「なかなかやるではないか。」

 「貴様こそ余裕でいられるのはあと何分かな。」


 激しい撃ち合いが繰り広げられていた。両者ともに一歩も引かず互角の戦いだった。


 一方のさとしはセム族の部隊を次々と倒していた。スロー効果を発動し飛んでくる矢を次々と避けていく。中には飛んできた矢をキャッチして弓矢部隊を驚愕させていた。


 「奴もセム様と同じ特殊能力を持っているようだ。」

 「矢も全く当たらない。まるでどこに飛んでくるか分かってるようだ。」


 さとしは10分の1秒のスロー状態を発動し、運動エネルギーに変換して一人を10mほど投げ飛ばした。さとしのパンチはスロー状態により10分の1秒の速度になり、それを瞬時に運動エネルギーに変換する為、通常のパンチの10倍のエネルギーとなって解放される。これはプロボクシングよりも強い力だ。

 さとしの圧倒的な力によりセム族の部隊はさとしを避けていた。

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