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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
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第137話 力の差

ロイが放った棘がエディンの体に無数に刺さり、痺れが出てきて動けなくなった。ロイは目の前にやってきて、至近距離で顔面に狙いを定めた。次の瞬間ロイの足元に銃弾が命中した。ロイは膝を付いた。

 「誰だ。」


 ロイを撃ったのはシュメール人の中でもトップ暮らすの狙撃能力を持つラークだった。ラークは狙撃の腕は他の部族にも引けを取らない腕前でさとしが作った火縄銃で命中させたのだ。


 「エディンさん、下がってて。あとは俺に任せて下さい。」

 「分かった。」


 エディンは急いで応急処置をする為に場所を移動させた。エディンの応急処置にさとしが同行した。


 「現代で言う麻酔というものだがこれを刺さった箇所に塗ってくれ。痛みを誤魔化せる。」


 一方のロイとラークでは遠距離での狙撃対決が繰り広げられていた。ロイは無数の刺をラークに向かって放つがラークは盾で止める。ラークはロイに向かって銃を撃ち再びロイの足元に命中させた。


 「くそ、たかだか凡人にこれほど。」

 「さっきまでの威勢はどこにいった。」


 ロイとラークの対決ではラークが一歩リードした。

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