第136話 ロイVSエディン
シュメール人とセム族との戦争が始まって30分が経った。さとしが開発した武器により個々の力ならシュメール人が上だが人数はセム族が圧倒的に多いので苦戦を強いられていた。そんな中さとしも参戦し、次々と剣士部隊を倒していく。スロー効果を発動し、相手の太刀筋を見切って交わしていき、蹴りやパンチを繰り出す。健太から空手や柔道なども教えてもらっているので肉弾戦にも対応していた。それを見ていたセムはロイにさとしに向かうよう指示した。
「任せろ。」
ロイがさとしに向かって走ってきたがそこにシュメールの王のエディンが立ちはだかった。
「グ・エディン貴様を殺せばシュメール人は終わる。」
「ふん、私ともいえど戦闘の訓練はしている。簡単に殺せるとでも思ってるのか。」
「ならば見せてやろうこの俺の力を。」
ロイは能力を発動した。両手を前につき出して手のひらをエディンに向けた。手のひらから無数の棘が放たれた。エディンは瞬時に盾を構えて刺を防いだ。
「ほほう、一発目で俺の刺を見切るとは大したもんだ。だが・・・」
ロイは刺を空に向けて放出させた。無数の刺は雨のように降り注ぎエディンやその周辺にいる仲間たち10人に刺が突き刺さった。
「お前ら上に気をつけろ。」
さとしが注意したが既に遅く、10人が一気に倒れた。
刺はエディンにも無数に突き刺さり体が痙攣を起こして立つことが出来なかった。
「くそう。」
「これが俺の力だ。貴様らのようなただの人間には俺たちには勝てない。俺たちは神により選ばれた者アヌンナキ様だ。」
「何がアヌンナキ様だ。」
これを見ていたさとしは怒り、ロイに向かって走り出した。




