第132話 開発
セム族を倒すには自分らもそれなりに強い武器が必要だった。シュメールの人たちはまだそこまでの技術を持っていなかった為、さとしが実際に開発を行うことにした。さとしは現代でよく使われているプラスチック爆弾、通称C4爆弾を矢の先端に取り付けてそれを発射させてタイミングよく爆発させるという、C4矢を作ることにした。飛ぶ爆弾を作ろうとしたのだ。
さらに投石機も作り、一度に3個の石を発射できる改良版を開発した。発射したあとに装填するまでの時間を短縮する装置も作り、レバーを下ろすと積んである石が自動的に装着され、最短5秒で装填可能になった。
「この時代でもC4を作る為の材料が揃ってる。少し大変だが発掘と、調合の作業をしてもらう。うまく行けば1日で数十個は作れるだろう。」
「材料さえあれば増量できるのか。」
「材料さえあれば、1日で何百個も作ることが可能だ。出来るだけ多くの爆弾を作り、それを矢の先端に取り付けてくれ。導火線も作るから、それを着火させるための、火打ち石も作る。」
シュメール人は応用が出来たので、すぐに理解し、手際も良くなり武器の開発が順調に進んでいった。その後も3日間武器を作り続けて、C4爆弾300個、3式投石機を3台、矢を1000本、槍を300本、剣を50本製作した。これで1人につき3個のC4爆弾付きの矢と、通常の矢を10本、槍を3本装備する事になった。
「そして最後に俺の作戦を聞いて欲しい。」
さとしはセム族が襲撃してきた時にどのような戦法で行くのかを指示した。




