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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
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第124話 現代と紀元前

 いつの時代も変わらないものがある。人類は長い歴史の中で、生き延びる為に必死であった。そんな中でも娯楽を求める者たちはいつの時代でもいる。さとしはシュメール人を見てそう思った。

 「人間関係、恋愛、そして家族。仕事の悩みなど、いつの時代でもそれだけは変わってないんだな。形が変わっても本質的なものは一緒だ。」


 ゼプトは今後の未来に対して不安を抱いていたので、さとしに未来はどうなのかを聞いてみた。

 「わしはこの先人類が生きているとは思えん。お互いで殺し合いをして、奪い合ってやっていけば、いずれどの民族もいなくなる。このままでは人類そのものがいなくなってしまう。わしが知りたいのはこの先100年1000年も人類はいるのかということだ。」

 「やっぱりいつの時代でもそういう事を気になってる人がいるんだな。心配しなくても5000年後も人類はいます。しかも今の100倍以上の人口になってる。」

 「本当か、むしろ今より増えるのか。」

 「5000年も経てば、全ての世界の人類はコミニュケーションが取れるようになってます。地球の反対側、さらに宇宙まで行けるようになっています。」

 「まさか、そんな時代がくるとは。」

 「そうですね、僕はその時代から来たのですから。」

 

 さとしはしばらく現代の話をしていた。

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