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「ムタチオン」  作者: 使徒佐さとし
第八章 紀元前編
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123/274

第123話 セムの真の目的

 「しかし、向こうにも我ら同様の力を持った者がいるとは驚きだ。」

 「我々は神に与えられた力を持つ。それが我々意外にもいるとは認めきれん。即刻奴を消すべきだ。」

 「そうだな、そこまで強いようには見えんかった。」

 

 セムとロイは話し合っていた。セムはメソポタミア文明の崩壊が本当の目的ではなく、自分の持つ力を世界に見せつける為の大きな計画を立てていたのだ。


 「我々の力を持てばこの世の全てを支配することができる。我々がいるこの世界は大きく広がっていて、地平線の向こう側にも別の世界がある。この力を使えば我々は何でもできるようになる。この力で抑制し、全ての人間を従える。それの見せしめにまずは、シュメール人を滅ぼす。」


 セムは大都市を築く計画も立てており、その資金や材料も集める事も兼ねて襲撃及び強奪を考えているのだ。


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