伝統の一戦?
バカ試合なんで読み流してねっ
エールディビジ(オランダ1部)伝統の一戦、アヤックスvsフェイエノールト(アムステルダムvsロッテルダム)。
今回はアヤックスに取ってはアウェー戦。
試合前、ピッチで両チームが和やかに挨拶を交わす。
ダンたちが挨拶に行くと、そこには日本代表の前線で圧倒的な存在感を放つストライカー・下田綾哉の姿が。
「下田さん、よろしくお願いします! あの、ずっと気になってたんですけど……ネットで『下田さんってあややなんですか?』って書かれてるの見て……」
下田: (一瞬、スタジアムの喧騒が消えたかのような深い「間」が空く)
周囲の選手: 「ぶふっwww」(爆笑)
しかし、下田は怒るどころか、何かに目覚めてしまう。
ピッチ上の下田は、すでに目が据わっていた。口ずさむのは、あの平成を揺るがした名曲。
下田(脳内・口元): 「♪Yeah! めっちゃホリディ」
フリ付きでステップを踏みながらポジションにつく下田。敵味方ともに「おい、あいつ大丈夫か?」とザワつくが、これが悪夢の始まりだった。
【前半中盤〜終盤】桃色ファンタジー状態で2失点
試合が始まると、下田の動きはキレキレどころの騒ぎではない。まさに「桃色のファンタジー状態」。
1失点目: 右サイドからのクロスに対し、「ズバッと!」と脳内で叫びながら完璧なボレーシュート。
2失点目: ディフェンスをあざ笑うかのような完璧な裏抜けから、キーパーとの1on1を冷静に仕留める。
綾哉は決めても決めても、止まらない。
熱狂的で知られるフェイエサポーターたちが、下田のゴールに合わせて完璧に揃った「ズバッと!」のコール&レスポンスを炸裂させ、アウェーの地を完全にアイドルのコンサート会場へと変貌させていた。
スコアは 0-2。アヤックスは完全に圧倒されている……はずだった。
【後半】チンタラする両チームと、焦るダン
普通なら熱いライバルクラブ対決。アヤックスにとっては2点差は危機的状況だが、今日のメンバーはどこか気が抜けている。
「下田、なんか今日ずっと踊ってね?」「ウケる」みたいな空気感で、全体がチンタラとパスを回し、危機感が全く生まれない。一方のフェイエも似たような雰囲気で、全然詰めて来ない。
後半30分頃
(そろそろマズイな…)
両者もみ合い(じゃれあい?)あり、動きが止まったところでバースに話かける。
「引き分けには持ち込まないと。時間無いよ。」
バース「せやな。ほなら左に開いたって。一直線行くで!」
後半35分頃
中盤の底で虎の子のボールを得たバース。
脳内(バースかっ飛ばせバアス、ライト~へレフトへ一直線。かっ飛ばせ~、バ・ア・ス!)
左に広大なスペースある事を確認して、ロングフィードを繰り出した。
ボールは浜風に乗り、相手にとっては危険な空白を襲う。
そこへ走り込みボールを納めたのは赤ほ…もといダン。
(よっしゃ、寄せ来てへん。ここは目ぇ覚まさす懸河ドライブやっ!)
骨盤の動きとコンパクトスイングを意識しつつ、他のキックよりは大きく振る。
あの、バーを大きく越しそうな弾道から、ゴール右上付近へ鋭く滝のように落ち、梅ちゃ…ゴールネットに収まった。ようやく 1-2。
【後半AT】デン・チューの奇跡
残り時間はあとわずか。ダンの一撃でようやく目覚めた両者。
アヤックスがラストチャンスでパワープレーを仕掛け、前線にボールを放り込む。
ゴール前は大混雑。その中心で、巨漢のデン・チューが、特に競るわけでもなく「ノソッ」と佇んでいた。
ディフェンスがクリアしたボールが、たまたまその場から動かなかったデン・チューの尻あたりに直撃。
ボフッ、という鈍い音とともに、ボールはそのまま吸い込まれるようにゴールへコロコロと転がっていく。
審判: (ピーーーーー!)試合終了のホイッスル。
終わってみれば 2-2 の引き分け。
スタジアム全体が「何だったんだ今の試合……」という妙な空気に包まれる中、下田だけがやりきった表情で「すっごい一体感感じてる」風の顔で引き上げていくのだった。




