アンデッド退治の依頼
そろそろ、レレレのカッコいいとこを描きましょう。
ある日、晩ごはんの時に、マハーはレレレに相談することがあると切り出した。
近隣の村にアンデッド出現が確認されて、村の共同墓地に集まっているので浄化して来て欲しいとの事だった。
ギルド職員の言うには「いゃあ、レレレちゃんに行ってもらうと良いんだけど、一人で行かせたら迷ってしまわないか、心配でね。お兄さんのマハーさんさえ良ければ同行してやってくれないかな。」などと、ふんわりと優しいことを言って来たので、マハーも断れなかった。
それを聞いたレレレは、またにいちゃんと旅ができるね、と大変嬉しそうだったので、翌日中に準備して、準備ができたら、その翌朝には出発することになった。
マハーは転移魔法などでレレレを連れて行くことはできたが、マハー自身がレレレと過ごす時間を増やしたかったのと、なんだか良くわからないレレレの実力を確かめておきたかったので、ゆっくりと徒歩で向かうことにした。
レレレを先に歩かせて、遭遇するスライムやホーンラビットなどの弱い魔物をレレレに対応させて、その実力を確認しようと考えた。
「ちょっと待て、今の馬糞は砂のようになったぞ」
「うんとね、分解っていうんだって」
「分解?なにそれ?」
「あのね、一緒になってるところをパッとはどいちゃう感じかなぁ」
どうやら分子間結合力を解消しているらしい。
「おい、今のスライムはどこに消えた?」
「えーと、ウチのトイレに行ってもらった。」
「それって、空間魔法では?」
「うん、アホうと、って、言うんだって。」
いや、それはアポートです。
「え、今のゴブリン、どうやって倒した?」
「うんとね、魂が救えないほど汚れてたから、魂を肉体から切り離して、あの世にアホうとさせたよ」
「いや、それはほとんどネクロマンサーとか死神と同じことしてるし、アホうとじゃなくてアポートだよ。」
だんだんツッコミ役になり始めたマハーだった。
レレレとマハーの掛け合い漫才みたいになってしまいましたね。
読んでいただきありがとうございます。




