家が!ついてくる!?15話
お持たせしました15話上げました、書きたいものが多すぎて困ります、でも一話づつ大切に書いて行きたいです、よろしくお願いします。
それから数日後、護衛の冒険者達と商人からの嫌がらせは一切なくなったが、かなり距離を置かれるハメになった、何とか彼らとのギクシャクした関係を改善する為ある提案をしてみた。
(まあそうだよなあ、自分でもスゲーと思うもの・・・。)
「あの・・・確かにオレはΩENDランクだけど、余距離を置かれるのはどうも・・、出来れば普通に接してもらえないだろうか、あっ、今晩は一緒に食事しませんか?」
護)「あっ・・あのう、俺達あなたの事、お怒らないで下さいね‥今まで知らなくて・・。」
商)「いや、まったく七夜殿、貴方の事よく知らなかった、あの戦いを見てなぁ・・ちょっと・・。」
僧)「あのう、やっ、怒らないでね・・・そんな可愛い顔の貴方がねっ余りも、化けも・・あっ、ごめんさい。」
冒)「七夜さん、俺はあんたを見て怖くなった、ΩENDがこんな状態で戦うなんて知らなかっし、今までのことを考えると・・」。」
皆は困惑していた、今までいじって居た可愛い顔の彼が、ΩENDとは信じられなかったし、それが真実で有る事を目の当たりにして、報復を恐れていた、しかし七夜はそんな報復を全くするつもりはない。
「俺は皆さんと同じ人間ですし、どんな戦い方をしても化け物じゃ無いんです、同じ仲間ですよ。」
柔和な笑みで話しかける、その提案におそるそるではあるが乗ってくれた。
「よし、今日は腕を振るうか、肉ばかりじゃあ飽きるだろうし、うーんそうだ魚にしよう。」
「アリス、アンジュは魚でいいかい?」
アリ、アン)「はい、七夜様、何時も、おいしい、」
今晩のメニューは魚にすることにした、折角だから新鮮な魚を釣ろうと考えたのだが。
「えーっと、箱さん、今日の夕食は皆と親睦会を開いて、誤解を解くために美味しい物をご馳走しょうと思います、それで魚を取りに行こうと思うんですけど,何かそれが出来るもの無いでしょうか?」(これだけ丁寧に言えば・・)
箱)・・・・。(んっ?)
近くに広い川が流れていたので、その近くでクエストの仲間も休息、野営をする事にした。
川の近くまで歩いて行けば、やはり家もついて来る。
「あっ、あのう箱さん?」
箱)・・・・。(んっ!)
家)・・・・。何時もの如く鎮座して居る。
箱から渡されたのは一本の釣竿、
(んっ?何だこれは)
しかし妙に釣り針がでかいのだ、とりあえず釣りをすることにした、エサはモンスターの肉だ。
暫くすると横に、先程まで存在する筈のなかった馬鹿でかい岩がある、それに気がつかない七夜、気が付く冒険者達と商人、物凄く焦った、そーっと七夜にちかずき。
冒)「あの・・・・七夜さん・・・・その・・・・隣に居る岩のモンスターなんだけど、超危険なので刺激しない様にお願いします、このモンスタΣ-ランクのロックベアーと呼ばれる大型の熊、敵対行動をしなければ襲ってこない、出会ったら食糧を少量でもいいのであげれば大抵は去って行いきますが、空腹の場合はその限りではないのでええっと・・。」そそくさと側から離れる。
商)「いやぁまさかこんな所で希少種に出会えるとは運がいいですな、とても温厚で人を食べたり襲ったりしないのですが、空腹の時は人前に現れ食糧の提供を求めたりするんですよ、見返りに食糧を提供した者達に暫く付いて回り、危険から守ってくれたりするんですよ、非常に有り難いモンスターなんです、出来るだけ刺激はしないように。」
「えっ、何?何処にそんな物が?」
気づかなかったが、近くに凄く大きな岩の塊が有る。
しかしその存在は岩山にしか見えない、岩のてっぺん部分がクルリと向いた、何とつぶらな瞳が七夜達をじ~~~~と見つめている。
「何だあ?あのデカい岩山のてっぺん近くに、不似合いな大きな可愛らしい目だと?」
かと思うとまた釣り竿に視線を向ける、どうやら此方で何をしているのか観察している様だ。
「又熊かよ!、いや・・・・そんな事いわれてもどうすればいいんだ?・・・・とりあえず釣り続づけるしかないけど・・・・本当に襲わないよね?」
不安な、いやもしかしたらと感じながらも釣りを再開する。
冒)「さっきから気になっていたんですが、その道具は一体なんです?」
「ん?ああ。この釣り竿の事かこれは魚を釣る為の道具だよ、簡単に言ってしまえば娯楽みたいなものだね、此れを本業の釣りを生業としている者達が沢山いる国があって、その国で手に入れたものなんだ、やってみると楽しいぞ、ただ釣りをするならモンスターが襲って来ない、浅めの川をお勧めするかな、釣り針も種類があるし。」
「それとこのリールを使えば、糸を伸ばす、撒き戻して引く、自由自在だからね、そういえば君達はどうやって魚取ってるんだ?」
剣)「俺達は浅い川を捜して、川の中に棚を作って魚が打ち上がられるのを待つだけ、簡単な方法で魚を取るな、大抵の川は大型の魚から逃げる為に、いくつも浅瀬の川を作って進む、それに特化した魚がいるんだよ、自らを守る為の魚の知恵?いや本能かも?、ちなみに開拓魚の頭にはドリルが付いていて回転を使って川を開拓する、そのドリルがいい値で売れるんで、コイツには結構儲けさせてもらってる。」
「ハァ!開拓魚~~~~?、しかもドリルが回転して川を開拓するってどんな魚だよ!」
ドルイド女)「浅瀬の川の方が魚は沢山取れるわ、開拓魚ってお祝い事でよく使われる魚よ?最高2㍍に成長する出世魚ともいわれてるわね、後水底に穴掘って逃げる事でも有名よ。」
僧)「そうそう、それに中々美味しくて人気高いですし、生きたまま持ち込めば、更に破格の金額で取引されるんですよ、畑を耕してたら開拓魚を掘り当てたこともありましたね、それが水路になったこともありますし。」
「畑ー?魚が?モグラか?通った後が水路に成るのかよ!、普通、魚は川か海だろう?」
「食卓に出るのは、鯛のお頭付きが一番なんじゃないのか?」
護盾)「ああ~向こう鯛な、あれは海にしかいないぞ、滅多に見れないデカスギて深い所にしかいない、30㍍の鯛なんて誰も取れないし取った人もいないぞ?その前に船が潰されるしな。」
「んなアホな、鯛が30㍍だと?」
狩)「それはそうと、そっちの川でその釣りをするとデカイのしか釣れないぞ?早く引き上げて小川で魚を一緒に捕まえよう。」
「なんだってまさか!この川は巨大な魚しか生息してないのか?」
ヒーラー)「それはそうですよ?だから魚たちは小川を作って逃げるんですからね。」
七夜はもう巨大生物はごめんだと思い、小川の方へ移動しようと竿を引き上げようとした瞬間、物凄い引きが来たのだ!
「んあ!・・・・お、重すぎる~~~~~~!竿を引くのが一足遅かった~~~~~~~こうなったら能力全開で使ってやるぞ!」
右往左往しながら、水しぶきを上げて飛び出したのは足が2本しかないイカだった。
冒険者一同)「歩行イカだ~~~~~~~!!、七夜さん逃げて!そのイカに群がってくる魚が厄介なんです、その名はアタックフィッシュ何でも食べる雑食型の魚だ!だから竿を捨てて逃げてくれ!」
「なんだって~~~~~~~!ぷぎょろ!?ああああ・・・・っ!」
七夜はロックベアーに殴られ吹き飛ばされた、七夜の持っていた釣り竿を奪い、リールをぐるぐる回して引いているのはロックベアーだった!。
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ロックベアー)(あ~腹へった~最近獲物が取れない、・・・・ん?あそこに居るのは人か、でも人は筋張っててゲロクソマズだしな~、でも人がくれる餌美味いし。)
そんな事を考えながら七夜の隣に座り込む。
ロックベアー)(何だこの人族は棒の様な物を使って細いもんを川に垂らしてる?、なんかグルグル回してる?。)
ロックベアーは七夜の手元のリールの動きを観察していた、切り替えを見て糸を伸ばしたり、引いたりを繰り返してるのが見て取れた、竿を器用に動かしている。
ロックベアー)(何だか、面白い動きをする、・・・デッカイ針だな~、あ~お腹減った~。)
人間達が騒ぎ出した、そして糸の先で暴れまわるのは歩行イカ、更にイカに噛り付いているのは5㍍はあるであろう巨大なアタックフィッシュ、ロックベアーの大好物とも言える魚だった。
ロックベアー)(ご飯だ!?・・・・邪魔だ人族、オレはご飯を食べるんだ!その棒を寄越せ!?)
グマ~~~~~~~~!。
それを見たロックベアーの動きは早かった、七夜を殴り飛ばし釣り竿奪い取る、リールをグルグル回し始める、イカと一緒に何匹もの魚がオマケに釣れるのだ、クマの目はキラーンと輝き、目は魚しか映って居ない。
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冒)[おっ!ええーーっ!?ロックベアーが七夜さん吹き飛ばして、釣り竿奪って釣って居やがる!」
ロックベアー)「グマ!グマグマグマグマグマグマ~~~~~ッ!?」(ごはん、ごはん!)
七夜は家に回収され再生薬と増血剤を飲まされ復活。
ロックベアー)「グ~マ、グーマグマ~!」(大漁、大漁!)
「痛ってえ~~、一体何が起こって、って釣り竿!そうだ熊に殴り飛ばされたんだった、襲わないんじゃなかったのかよ!ハァ?しかもオレの釣り竿で何か魚釣ってるし、リール器用に回してる!どう言う事?」
剣)「もしかしたら、歩行イカに噛り付いてるアタックフィッシュが目的なのでは?あの魚、口の中にもう一つ口があって、それを使って食いちぎって捕食するおっかない魚だぜ、水中に居る歩行イカや魚を主な食糧にしてるんだ、歩行イカは足の部分に口があるんで、擬態して捕食を行なう事で有名なんだ、しかも二足歩行で発情期に陸を歩く習性まであるんだ。」
七夜)「いや、もうそれイカじゃないだろ、なんで海の生物が川に生息してるんだよ!」
ドルイド女)「あっ、もう早く非難した方がいいかも、だってあれ、釣り上げそうよ?」
熊のほうを見ると、釣り上げ間近で、イカに大量のアタックフィシュがくっ付いていた、イカごと此方に飛んできそうな勢いである。
商)「急いで!急いで馬車の中へ逃げ込んで下さい早く!」
熊、釣り上げ空中へ竿を引き上げた、飛んでくる魚、その一匹が七夜の元にお口をパックリ開けて飛んでくる、気が付かない!勿論背を向けて走って逃げているから無理もない。
「んっ?、影がドンドン大きくなって・・あだだだだだ・・!!」
七夜が振り返ると同時に左腹部を魚に噛みつかれ、食いちぎられそうになっている。
「ぐはぁ!っく、こ、こいつ、ぶらな瞳の癖になんて凶暴な奴なんだ!」
僧)「七夜さん!魚の口元から直ぐに離れて下さい!あっ!」
七夜)「へ?噛みつかれてるのにどうやって?いでででで・・・!」
魚の口から二つ目の口が飛び出し、今度は右腹部に噛り付き、離れない、身体をビチビチと動かし七夜を振り回す。
「アーーーイッテーーーッ!大人しくしろ!・・・ぐうっ手刀・凪断ち!、・・・はぁはぁはぁはぁ、本当ないわコレ、このくっ付いた口外れないぞ。」
そんな状態で家に回収され、切られた口を乱暴に家が引っぺがす!
家)・・・・。!!!
「痛い!痛い!痛いって~~、もうちょっと優しく外してくれよ~!」
しかしそんな事、何処吹く風、さっさと魚の口を強引に引っぺがし、薬をふりかけ再生、今度は熊とイカの近くへ投げつける。
「お、お前、何で又、ほんとオレの扱い雑すぎる!、・・・うわぁイカの足に口が二つも付いてやがる気持ちわるー、こんなもん釣りたくなかった、しかしこのイカ焼いたら美味いのかな?それ以前に食えるのか?」
その横でロックベアーは嬉しそうに、グマッグマッと言いながら巨大な魚を食べている。
「何にしても、目的の魚は手入っはぶっ!」
ザッバーーーーーーーーーン!
そんな油断を突いて、イカが足を振り回し、ロックベアーと七夜を川の中へ薙ぎ飛ばしてしまった、慌てて七夜は岸へ泳ぐ、しかしロックベアーはゆうゆう(岩なのに)、ドンドン魚影が増えて行く!
「ハアハア、嘘だろーっ!何の冗談だよー!早く川岸にたどり着かないと食われる!」
そんな時、箱が投げてきたのは、大きめのマンガン電池。
ガアーーン!頭にヒット!
「イッテーッ!何ぶつけてんだよ!ハア?電池ーッ!?」
「こんなので・・どう・・戦えば・・・アッ目の前が、ブクブク・・・」
頭に当り脳震盪を起こす、電池は何とかしっかり掴んでいる様だ、しかしブクブクと徐々に沈んで行く。
ロックベアーは、沈む七夜の服の襟首を引っ張り上げ陸へと泳ぐ、だが周りには危険な魚が集まり取り囲まれている、しかし七夜の握っている電池から漏れ出す液体のせいか、徐々に魚達が腹を見せて浮んで行く。
「がほっ、げほっ、げほっ、げほっ、一体どうなっている?熊?確かイカに薙ぎ飛ばされて川に落ちた筈・・・・魚が浮いている?・・・・原因はこの電池か?」
ロックベアー)「ぐまっぐまっ・・・ぐまっぐまっ。」
「ゴホッ、たっ助けてくれたのか。」
剣士)「お~い、大丈夫かー今の内に岸に上がってこーい!」
一同)「ああ、無事で良かったですねーっ」
アン、アリ)「七夜様ぁ~~~~。」
2人?無事陸に上がり事なきを得た、熊は魚を貪り食っている。
怖がりもせずあの二人は。
アン)「大きくて、固いね」
アリ)「大きくて可愛い目なの」
小さい手でぺちぺちと叩いている。
「お、おい大丈夫か?こわくないのか?」
2人はにこにこ顔である。
それをよそに箱が手を伸ばし、密やかに大量のアタックフィッシュと
、歩行イカを回収、そしてメモを七夜に渡す。
内容
歩行イカ。
イカの表皮膜10㌔、イカの切り身2㌧、イカの足2本2㌧、イカの口、イカの頑牙10本、イカの瞳2個、イカのごろ1㌧、墨200㌔、麻痺毒200㌔、玉燐石10㌔
アタックフィッシュ一匹に対する物、獲得数38匹。
鱗480枚、切り身4㌧、剛歯28本、切断牙20本、強骨1㌧、クロンルード鉱石2㌔、角燐石12㌔。
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護衛盾)「良く無事に陸まで戻って来られたな、ロックベアーのお陰だぞ、でなければ今頃、魚の腹の中だったな。」
「魚を釣るだけで、こんな・・、っは、ははっ自分でも良く助かったと思う、」
「でも、二度とこんな目にはあいたくない!」
その日の夜は、何とか手に入れた魚を捌き、親交を深める為に料理を作り、料理を熊に横取りされながら楽しんだのだった。
ロックベアー)(美味いッグマ~、お礼にこの人族に暫く付いていくグマ!)
次の日
「なぁ、ロックベアーが付いて来るんだが・・・・どうしたら良いと思う?。」
「それに、あいつあんなにデカくて岩なのに歩いても全然音しないし、川の中でも泳いでいたし・・。」
護衛盾)「なに言ってるんだ?当たり前だろ。」
商)「それに、諦めた方がよろしいかと思います、何分あの料理を食べれば無理も無いかと・・。」
(この世界ではこれが当たり前で、みんな矛盾を感じないのか・・・。)
狩)「ははは、食糧あげちまったら、礼をするってのは本当だったんだな。」
僧)「そうですよ、あの揚げ物?とか言う食べ物は初めてほーんと美味しいし、ロックベアーが付いて来るのわかりますね。」
剣)「ありゃ餌付されたね、あんな美味いもん食べたら、モンスターだっていちころだと思うな。」
ドルイド女)「何にしても、頼りがいのある希少種が護衛に就いてくれたんだから、得したと思って諦めた方がいいと思うわよ?」
護衛盾)「ああ、これでリギアまでの道中安泰だ、夜の見張りも要らんし、これほど安全な旅はないと言えるな。」
「あんまり嬉しくない・・・・・電池も箱に回収されたし、水中で仕える折角の武器がぁ~~~。」
凄い道行に成りました、これからどうなる事やら、なんせまだ3日目、めざす町は、まだ遠い。
家が!ついてくる次回へ。
又クマです、そして30メートルの鯛どんな奴にしょうか、今から書くのが楽しみです、感想、よろしくお願いします。




