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雪が降った幻想郷  作者: 雪紀
序章 始まりは雪の降る日に
12/26

序章最終回 雪の降る日に

序章最終回です。若干短くなったかも。

書くことがね、ないのよね。

ぱぱっと本編どうぞ!

~博麗神社~

霊夢「ほらもっと飲みなさいよ〜!」

と言いながら霊夢は俺に酒瓶を押し付けてくる。酒臭い…

雪紀「だから俺はいいって!この体は未成年だし!」

霊夢「あー?ここは幻想郷よ?外の世界の法律なんて知りやしないわよあっひゃっひゃ!!!」

こいつ…笑い上戸か…面倒くさいやつだ…

あの後、どうやってフランに勝ったのか聞かれた。

その質問に対して俺は

「なんか避け続けてたらフランが倒れた」

ってことにしといた。今バラしてもいいけど面倒くさくなりそうだから秘密にしておく。

リィ姉はと言うと、物凄く問い詰められてた。もちろん俺も問い詰めた。そりゃいつの間にか行方不明になったと思ったら幻想郷に帰ってんだからよ…っと、これはまた次の機会に話すことにしよう。

ていうか…

雪紀「なんで今回の異変の主犯とか関係ない奴も宴会に参加してんだよ!」

そう、紅魔館組や地霊殿、天界や魔法の森などなど…色んな奴が何故か宴会に参加しているのだ。

魔理沙「別にいいじゃねーかよぉ人数は多いほうが楽しいんだからよ〜」

そう言いながら魔理沙はくっついて来る。

うげ…こいつダル絡みタイプだ。

雪紀「悪いが離れてくれ。暑苦しいし酒臭い。」

そう言いながら引き剥がす。

魔理沙「うわーん霊夢ー!雪紀が冷たいぞぉー!」

そう言いながら霊夢にくっついてる。ダル絡み兼泣き上戸かよ…

そう思いながら俺は外に行く。

~博麗神社境内~

外に行ったらリィ姉が居た。

雪紀「よっリィ姉」

俺はそう声を掛ける

莉衣夏「あっ雪紀?」

リィ姉が振り返る。少し顔が赤いな、酔ってんのかな。

雪紀「幻想郷いたなら言えよリィ姉、父さん母さんと吹雪達が心配してたぞ。」

そう愚痴のように言う。

莉衣夏「ごめんねぇ、幻想郷帰ったのはいいもののスマホ忘れてたし博麗大結界を2回も通るのは大変でね〜」

相変わらずだなこの姉…

すると、リィ姉が急に

莉衣夏「そういう雪紀はなんで幻想郷に?」

と聞かれた。

雪紀「知らん、なんか朝起きたら居た。」

その様に事実を返す。

莉衣夏「雪紀は忘れられる人じゃないと思うけどなぁ」

雪紀「ああ、俺もそう思っておきたいな。」

そうこう話していたら雪が降ってきた。これは…積もるほどではないな。

莉衣夏「…残念そうだね、雪紀。」

そう言われた。…まぁ確かに残念だな。

雪紀「まぁな。積もらなそうだしな。」

俺は昔から雪が好きだ。名前がこうなったのは母さん達が名前に迷ってる時、雪が降ってきたのを見て俺が喜んでたから、らしい。今も雪は好きだしな。

莉衣夏「…ま、たまには積もらない雪を見ながら飲み食べするのも楽しいんじゃないの?」

…確かにな。それもいいだろう。

…だが、俺はそれより心配なことがあるんだ。

莉衣夏「…何か考え事?」

雪紀「…まぁ、ね。また幻想郷に来たからにはこっちで暮らさないといけないだろ?俺が受け入れられるのかって言う心配があるんだ。」

俺は心配事を吐露する。そんな俺に…

霊夢「何そんなしょうもないことで悩んでんのよ。」

霊夢がそう言う。

雪紀「しょうもないって、お前なぁ…」

俺がそう言った途端。

霊夢「安心しなさい。幻想郷は全てを受け入れるわ。」

と言われた。

…そうだったな。幻想郷…いや…

雪紀「お前らはそうだったな。」

そう返す。

霊夢「あら?昔何処かであったかしら?」

そう聞いてくる霊夢に対し

雪紀「さぁ?どうだろうな。」

と濁した。今はまだ話さなくて良いだろう。

雪紀「よーし!やっぱり俺も飲むぞー!」

霊夢「おっ、いいわねぇ!さぁガンガン行きなさい!」

莉衣夏「私も私もー!」

幻想郷は…全てを受け入れる。そんな当たり前のことをいつ忘れたんだろうな。俺は

さて…新鮮な気分で楽しみますか!

序章 始まりは雪の降る日に 完

第一章 開幕。

終わりましたねぇ、序章。

次は第一章、「新たな異変」が開幕します。

皆見てね!これからも応援お願いします。

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