予定
ラオトは部屋の鎧を鑑賞している4人を呼び出すと、その場に集まった6人で今後について話し合った。
「シュミトさんが俺達のキオン討伐を記念して、この町で祝いの宴を開きたいらしいんだ、もちろん主役は俺達でな」
その言葉に真っ先に食いついたのはスティアだった、スティアは目を輝かせ、宴を楽しみにしている様子だった。
「宴!?やったぁ!!最近色々と大変だったし、たまには息抜きも必要よね!(神輿にのってる私の偉大な姿をヴェルンドの人々に見せつけて、大量の賞賛の声を浴びれるチャンスじゃん!ぐふふふふ)
「おぉ、スティアは乗り気だな、他の3人も参加でいいか?」
「私は良いよー、せっかく私達の為にやってくれるんだし、出なきゃ申し訳ないよね」
「宴のかぁ、、、美味しいものが沢山ありそうだな!俺も参加だ!」
「我も良いぞ、宴に集まった鍛治職人達から、色々な話が聞けそうだ」
「よし、決まりだな!」
「それで、宴はいつやるの?」
「宴は明日の夜の予定じゃ、大規模な宴をするには準備が必要じゃし、何よりお主ら、今日は疲れたじゃろう、今夜はお主らにはしっかりと休んでもらいたいからのう」
「そういうことだ、ちなみに、明日予定していた壁画を見に行くのは、明日の昼に行く事になったからな」
「うむ、書物庫の奥で待っておるぞ」
「えぇー、私昼まで寝てたいんだけど」
「堕天使よ、本人の目の前でよくそんな事が言えるな」
「強制はしておらん、もし明日になっても疲れが取れんかったら、休んでもらっても構わんぞ」
「おぉ!優っさしぃ!」
一通り話したい事を話し終えたシュミトは、疲れた様子のラオト達を気遣い、早めにこの場を解散する事にした。
「さて、ワシがお主らを呼んだ目的も話し終わった事じゃし、お主らにはしっかり休んでもらいたいからのう、今日はワシからは以上じゃ、お主らは宿に戻り、しっかりと休むといい」
「え、良いのか?」
「もちろんじゃ」
シュミトは部屋の外で待機している早口の兵士を呼ぶと、その兵士にラオト達を案内するように命じた」
「この者達を宿まで案内するんじゃ」
「おまかせを!」
「それじゃあ、明日の昼にまた会おうな」
「うむ、待っておるぞ」
ラオト達はシュミトと別れ、兵士と共にラオト達が泊まっている宿へとやってきた。
「到着しました勇者様!」
「おう、案内ありがとな」
「それでは私は失礼します」
そう言うと、その兵士は町の人混みへと消えていった




