表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

72/101

お出迎え

城内に響くキオンの足音を頼りに、ラオト達は城の入り口を目指して進んで行った。キオンを追い始めてからしばらく経った頃、3人は魔王軍の兵士達と戦った広場へと戻ってきていた。

「兵士達がいない?」

その広場には、ラオト達にやられ、倒れているはずの兵士達の姿は無く、ラオト達と兵士が戦っていた戦闘の跡しか残っていなかった

「起きて逃げちゃったのかな」

「どうだろうな、ここはキオンも通っただろうし、もしかしたら兵士達を回収していったのかもな」

「あー、そうかもね」

「まぁ、今は兵士達の行方よりも、スティアとアレスと合流する事が優先だ、足音の方向が分からなくなったらマズいからな」

「そうだな、それじゃあ行くぞ」

「お〜」

3人は広場の変化に一度足を止めたが、今やるべき事を優先し、そのまま何もせずに広場を離れた。


その後もキオンの足音をを追いかけ続けていると、ある時、キオンの足音が聞こえなくなってしまった。

「あれ、足音が聞こえなくなったな」

「キオンが城から出ちゃったのかもね」

「安心しろ、最後に聞こえた足音の方向は覚えてある、もう出口は目前だな」

ホルスに先導され進んで行くと、だんだんと城内に外の新鮮な空気が流れ始めた。それと同時に、城の外から無数の騒ぐ声が聞こえ始めた。

「なんか、声が聞こえないか?」

「うん、スティアとアレスの声じゃない、それに結構居そうだね」

「こんな所に誰が来るんだ?」

「魔王軍の増援、、、ならスティアとアレスが一瞬で倒しちゃうもんね」

その時、外の声の中から一瞬、聞き覚えのある声が聞こえ、その声のおかげで、ラオト達は城の外に居る声の正体に気づく事ができた

「今の声って」

「あぁ、あの門番の声だな」

「ってことは、外に居るのはもしかして」

3人の予想は見事に当たった。城から出るとすぐ目の前には、黒い鎧を着用し、黒い金属でできた剣や槍を装備したヴェルンドの兵士達が待機していた。ヴェルンドの兵士達が城から出てくる3人に気がつくと、軍団の先頭に立つあの時の門番がありったけの声で叫んだ

「勇者様御一行が帰ってきたぞ!!!!」

その声に共鳴するように、周りに立つ数百人の兵士達も「うおぉぉぉぉ!!」と大きな歓声をあげた。何が起こっているのか分からない3人だったが、ふと兵士達の陣の中心を見てみると、そこには兵士が担ぐ輿に堂々とした姿で乗るスティアの姿と、その横で立っているアレスの姿があった。スティアは3人がこちらを見ている事に気がつくと、神輿の上から兵士達に指示を出した

「勇者達が通るよ!道を開けて!」

その声に反応した兵士達は即座に動きだし、見事な団結力でラオト達がスティアの居る所まで直行できるように道を開けた。3人は兵士達に見守られながらその道を進んで行き、輿に乗るスティアの目の前までやってきた。













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ