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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

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69/102

作戦

キオンがホルスに注目している隙に、ラオトは地面が露出した場所にこっそり移動し、そこから辺りの地面の性質を土魔法で調べ始めた。

「サラサラとした土と砂、、、よし、近くに水源もある」

作戦を実行できる環境を確認したラオトは、作戦を実行する為に欠かせない一人の協力者の元へ近寄った。

「おい、ウィンディ」

そこに倒れていたウィンディは、気絶こそしていなかったものの、先程の衝撃による大規模なダメージがまだ残っていた。

「、、、ラオト、どうしたの?」

「キオンを倒す、、、というより、動きを封じれるかもしれない作戦を思いついたんだ、それにはウィンディの協力が必要なんだ」

「、、、私、あまり動けないよ」

「どこが痛い?」

「、、、足と体かな」

痛むの箇所を聞いたラオトは、トラウムから貰った服の羽織を、ウィンディの傷んでいる箇所の上に、そっと被せた。

「、、、何してるの?」

ウィンディがラオトの行動を不思議に思っていると、羽織を置かれた箇所に変化が起き始めた。

「、、、え?」

なんと、羽織を置かれた場所の痛みが徐々に無くなっていったのだ。体の痛みが取れたウィンディには、元のような元気が戻っていた。

「凄い!どうやったの?」

「話は後だ、作戦を話すぞ」

「うん」

ラオトは、キオンの動きを封じれるかもしれない作戦の内容を、ウィンディに詳細に話した。

「、、、あまり分からなかったけど、つまり、あそこの地面にキオンをおびき寄せれば良いんだね」

「そうだ、、、出来るか?」

「任せて!私、全然活躍してなかったし、これくらいやらないとね」

「それじゃあ頼むぞ」

「うん!」

作戦を実行する為、ラオトとウィンディはそれぞれ予定の持ち場に向かった。


ラオトとウィンディが作戦について話している間も、横ではキオンとホルスによる激しい攻防が続いていた

「オラァァ!!」

「そんな攻撃、当たらへんわ!」

必死に攻撃を仕掛けるホルス、そしてそれを避けつつ、隙を見て反撃するキオン、一見いい勝負に見えたが、残りの体力の面ではキオンが圧勝していた。

「どうや?そろそろ体力が無くなったきたんとちゃうか?」

「はぁ、はぁ、、、」

「それんじゃ、、、終わりや!!!」

疲れて動けないホルスに、キオンは渾身の一撃を与えようとしていた。キオンの攻撃がホルスのすぐ目前に迫った時、辺りにウィンディの声が響いた。

「待ちなさい!!」

それに気づいたキオンは、攻撃の手を止め、後ろにいるウィンディの方へ振り返った。

「なんや?自らやられに来たんか?」

「あれぇ?攻撃をくらったのにぃ、随分と元気だねぇ」

「、、、もう一回倒してやる!!!」

予想通り、キオンはターゲットをホルスからウィンディに変え、ウィンディに攻撃を仕掛け始めた。ウィンディはキオンの攻撃を避けながら、着実にキオンを目的の場所へ誘導していった。そしてラオトは物陰に隠れ作戦実行に備えた。






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