表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/104

プリズン山脈奥地の決闘

突然襲いかかって来たキオンを間一髪で避けた3人は、急いで武器を構え、キオンとの戦いに備えた

「なんや?俺らに勝てるとでも思っとるんか?」

「襲いかかって来るなら、それを迎え撃つまでだ!」

「ラオトを魔王軍に渡したりなんてしない!」

「俺達の底力を見せてやる!」

殺気立つキオンを目の前にした3人だったが、先ほどのラオトの言葉でやる気がみなぎり、誰も逃げるという選択肢は考えていなかった

「そこまで言われたらぁ、僕らも本気を出さないとねぇ」

「、、、戦い来たーー!!」

「十災魔神キオンの力!!お前らに嫌と言うほど思い知らせたるわ!!」

こうして、プリズン山脈奥地に位置するキオンの城内部では、魔王軍の主力、十災魔神のキオンと、別の世界から迷い込んだ少年、そしてその仲間達による一戦が、今、始まった


睨み合いが続く中、先に動いたのはキオンだった。キオンはラオトら3人目掛けて、その巨体では考えられないほどの速度で突進した。少し距離があった為、間一髪で避けれた3人だったが、キオンは即座に突進を止め、ラオトに向けて素早く足を振り下ろした

「あっ」

この攻撃は避けれない、そして魔法も間に合わない事を悟ったラオトは、ただ目を瞑ることしかできなかった。「ドカン!」という大きな音と共に、ラオトの身体中には激痛が走った。

「ぐっ!」

痛みに耐えながらラオトは体を起こし、ひとまず自分の体の様子を見た。幸いにも、爪に引き裂かれたりはしておらず、ただ床に叩きつけられただけだった。しかし、痛みに全く慣れていなかったラオトには、叩きつけられただけの痛みも、簡単に流せるようなものでは無かった。

「ラオト!」

ウィンディとホルスの心配とは裏腹に、キオンはそれ以上ラオトに攻撃は仕掛けなかった。倒れたラオトを背にし、キオンは次のターゲットをウィンディとホルスに定めた。キオンの視線に気がついた二人は、一旦キオンの攻撃を交わす事に専念した

「来るよ!!」

「おう!!」

二人が声を掛け合った直後、キオンは前足を勢いよく地面に突き出した。その瞬間、ウィンディとホルス目掛けて、見慣れた魔法が発動された。

「ドドドドドドドド!!」

大きな音と共に、ウィンディとホルス目掛けて、地面から鋭く尖った大きな岩が何本も突き出して来た。そう、ラオトが使う土魔法だ。しかし、速さも規模もラオトのものとは大きく違った。魔法初心者のラオトが使用する同系統の土魔法は、発動までが遅く、規模も小さかったが、キオンの使用した魔法は、速さも規模もラオトのものより遥かに優れていた。しかし、ラオトのおかげで土魔法に慣れていた二人は、魔法が分かった瞬間に、どこに逃げればいいのかを即座に判断できた。ホルスは持ち前の瞬発力で避け、ウィンディも鎧が少し当たったが、致命傷にはならなかった。

「土魔法も使えるのか、、、しかも、ラオトのよりずっと強力」

「ふん、土属性だけだと思ったか?」

「なんだと?」




キオン(左の顔)


好きな物、パーティー 肉 輝く物

嫌いな物、水 汚れ

職業、魔王軍 十災魔神

得意属性、毒(土)


キオンの左側(キオンから見て)に位置する頭で、

「、、、はい!!」のように、溜めてから大声で話すのが特徴。その喋り方はいつ、いかなる時も止める事はなく、鍛えられた声帯のおかげで、魔王軍内の「熱のこもった返事選手権」では、現在348連覇を記録している。しかし、その大きな声が仇となり、潜伏活動などはほとんど出来ない。

声で敵を威圧する他、毒魔法も使用でき、他の頭とも引けを取らない程の戦闘スキルを持つが、何回も喋り続けていると、すぐに息切れを起こしてしまう。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ