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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

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勧誘

「君にはぁ、魔王軍に入ってぇ、お手伝いをして欲しいんだよねぇ」

「そうか、、、え!?」

今、キオンの右の顔から、何かとてつもない話が聞こえた気がしたラオトは、念のためもう一度内容を確認する事にした

「えっと、、、もう一回言ってくれないか」

「だからなぁ!お前に魔王軍に入って欲しいって言ってんねん」

「、、、」

ラオトの聞き間違いでは無かった、目の前に座り込む三首の十災魔神は、ラオトを魔王軍に勧誘しているのだ

「もちろん報酬と身の保証も約束するで」

「、、、本当にラオトを雇う気なのか?」

キオンの提案が信じられなかったホルスは、半信半疑でキオンに質問した

「当たり前やろ、魔王様直々の勧誘や!」

「魔王だと?なんで魔王はラオトを引き抜こうとしているんだ」

「そんなん知らんわ」

キオンはラオトが魔王に選ばれた理由が分からないようだが、ラオトには一つ、大きな心当たりがあった

「(魔王は、俺が向こうの世界から来た事を知っているんだよな、という事は、魔王は俺が持っている向こうの世界の知識を狙っているんだな、、、一体何に使う気なんだ?魔王っていうくらいだし、もしかして世界征服とかか?)」

ラオトが魔王の意図について考察していると、突然ウィンディの必死な叫び声が辺りに響いた

「ダメ!!!」

ラオトがウィンディの方を向くと、そこにいたウィンディは今までに見た事がない程、強烈にキオンを睨みつけていた

「ど、どうしたんだウィンディ」

「ラオト!アイツの話をまともに聞いちゃダメだよ!魔王軍に入った人間は、、、」

ウィンディはラオトに何かを伝えようとしたが、急にキオンが話に割り込んできた為、それ以降の言葉は聞き取れなかった

「アンタには聞いてないねん!俺らはそこの兄ちゃんに話してん!部外者は黙っとき!」

「それでぇ、返答はどうかなぁ?」

都合が悪くなったのか、キオンは急いで返答を求めてきた。まだ答えを用意していなかったラオトは、助けを求めるようにホルスの顔色を伺った。ホルスはラオトがこちらを見ている事に気がつくと、「お前に任せる」と言わんばかりに静かに頷いた。いよいよ逃げ場がなくなったラオトは、他人の感情無しに、今思っている返答を素直にキオンに返した

「、、、俺は、魔王軍には入らない!」

そのラオトの返答に、ウィンディとホルスの顔からは、思わず笑みがこぼれた

「俺がドロトに襲われている時、真っ先に助けてくれたウィンディ!、危険な旅路と知りながら、無条件で俺達について来てくれたホルス!変わった性格をしているけど、それでも俺達の事を見捨てたりしないスティアにアレス!こんな最高の仲間達を、俺は裏切ったりしない!」

「、、、そっかぁ、残念」

右の顔が肩を落とした瞬間、即座にキオンがラオトら3人に目掛けて襲いかかって来た

「交渉決裂や!!今から俺らはお前らの敵や!!」




キオン(右の顔)


好きな物、肉 魔水晶 

嫌いな物、興奮した時の真ん中の顔 辛い物

職業、魔王軍 十災魔神

得意属性、氷(土)


キオンの右側(キオンから見て右側)に位置する顔で、「そうだねぇ」のような伸ばした話し方が特徴。キオンの三つの頭の中で一番頭がよく、キオン本題の行動を決める役割を担っている。基本的には争いを好まないが、真ん中の顔が暴れるせいで、ほぼ強制的に戦闘に参加させられてしまう事が多い。魔王やソポスからの命令をちゃんと実行しているのは右の顔であり、キオンが反抗的な真ん中の顔だけだったら十災魔神にはなれなかったと噂されている。

他の顔とは仲はいいが、言う事を聞かない真ん中の顔にはうんざりしている。その為「頭を冷やしなぁ」と言って、真ん中の顔を氷漬けにすることもある。

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