表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/101

奮起

3人は完全に想定外であったキオンの存在に、深く絶望した。しかし、ただ落ち込んでいても状況は何も進まない為、3人はキオンの対処について緊急会議を始めた

「俺達だけでアイツを倒せるのか?」

「どうだろう、、、アレスとかが居たら心強いんだけどね」

「まぁな、、、けど結局城の出入り口は見つからなかったし、それに、もしアレスを連れてきたとしても、ちゃんと戦えるのかは分からないな」

「スティアも城には入れないし、、、となると、本当に私達だけで戦う事になるんだよね」

「そうだな、、、」

3人は他の案を必死に模索したが、結局3人で戦う以外の案は採用されなかった。キオン相手に3人で戦うという変わらぬ現実に、3人は目を逸らし続けたが、結局それしか方法がない事を察した3人は、ついに意を決し、ここに居る3人でキオンに挑む事に決めた。

「やるしかないな、俺達3人だけで」

「そうだね、5人の時よりちょっと不安だけど、意外と私達3人も強いもんね」

「強い、、、のか?」

「強いでしょ!スティアとアレスがおかしいだけで、普通の冒険者の中では私たちはかなり強い部類のはずだよ!」

「そうか、、、」

「いずれ他の十災魔神や魔王とも戦う事になるんだ、たかが十災魔神1人相手にビビってちゃぁ、この先はやっていけないぞ」

「、、、そうだよな、これから先もっと強い奴らと戦うかもしれないんだ、こんな所でビビってちゃダメだよな」

ラオトは一息を整えると、堂々と扉の前に立ち、扉のノブに手をかけ、後ろに立つウィンディとホルスに声を掛けた

「それじゃあ、、、行くぞ!」

ラオトの掛け声が響くと、即座にウィンディとホルスは武器を構え、扉の向こうに控える強敵に備えた。

ラオトが扉に力を加えると扉はゆっくりと開き、その扉の先には先程と同じくキオンの姿があった。しかし、3人の目の前に立ちはだかるキオンの姿は先程見た時よりもかなり近く、手を伸ばせば直ぐに届く程の位置に立っていた。扉が開いた事に気がついたキオンは、目の前に立つ3人を三つの頭で凝視し、先ほどの声より低い、ドスの効いた声で3人に語りかけた

「三度目の正直やぞ、もう逃げ」

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

「バタン!!」

3人は目の前に立ちはだかるキオンに驚き、キオンの話を聞かないまま、急いで扉を閉めた

「、、、」

「、、、」

「、、、」

「、、、あんなのと戦うのかよ」

せっかく士気を高めた3人だったが、あまりのキオンの迫力に、すっかり怖気付いてしまった





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ