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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

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61/101

城内探索

城の中で迷子になってしまったらラオト達は、城の出入り口、そしてお目当ての魔王陣を探す為に、一度三手に分かれて、それぞれ別の通路を探すことにした。

「それじゃあまた後でな」

「うん、二人とも気をつけてね」

「おう、10分後に集合だ、忘れるなよ」

そう言い残した後、ラオトはさらに先へと進む通路、ウィンディは目の前にある広い通路、ホルスは自分達が通ってきた通路へと、それぞれ自分の担当の通路へと進んでいった


さらに前へと繋がる通路へと進んだラオトは、行手を遮る魔王軍の兵士達を、自慢の土魔法で次々と倒していった

「くらえ!」

ラオトがそう叫ぶと、目の前に立ち塞がる魔人達の地面が動き出し、みるみるうちに魔人達を吹き飛ばしていった

「ふぅ、魔人が多いな、、、もしかして、ここら辺に何か重要なものがあったりするのか?」

しばらく辺りを探索すると、ラオトは非常に頑丈そうな作り扉を見つけた

「おぉ!いかにも何かありそうだな!」

扉の前にやってきたラオトは、扉が開かないことを確認すると、試しに扉に向かって数発魔法を放った、しかし、魔法を受けても、その扉はびくともしなかった

「硬いな、俺一人じゃどうにも出来なさそうだし、一旦帰るか」

重要な物が入っていそうな扉を見つけたラオトだったが、自分一人ではどうすることも出来なかった為、一旦他の二人と合流する事にした


ラオトが謎の扉を見つけていた頃、ウィンディもまた、模様の入った謎の大きな扉を見つけていた

「明らかに雰囲気の違う扉、、、何かあるに違いないね!」

ウィンディが扉に手をかけると、その扉はすんなりと開いてしまった

「あれ?意外と簡単に開いちゃった」

ウィンディが部屋の中を覗くと、その部屋は大きな広場になっており、広場の真ん中には家ほどの大きさをした、三つの頭と銀色の毛が特徴的な、巨大な犬のような魔人がが堂々と待ち構えていた。

「やっと来おったか!待ちくたびれ」

「バタン!」

その魔人が何かを言っている隙に、ウィンディは早々と扉を閉めた

「うーん、何か居たらいけないのが目の前に居たような、、、」

ウィンディは扉に背を向け、一旦情報を整理した後、急いで集合地点へと走っていった


一方その頃、来た道を戻っていたホルスは、兵士達を追いかけるのに夢中で、3人が全く気づいていなかった隠し通路を見つけた

「へぇ、この城にはこんな所があったのか」

隠し通路を進んでいくと、ホルスはとある部屋に辿り着いた。その部屋には明らかに周りと雰囲気の違う、見慣れない物体が置かれていた

「何だこれ?」

その物体は金属でできた塊のようなもので、表面には飛び出たカラフルな四角くや上下に動く金属の棒、そして、その物体の四角く凹んだ部分には謎の数値とこの城の形をした模様が映し出されていた

「見れば見るほど不思議だな、コイツは何かの魔道具か?」

ホルスは試しにその物体の表面にある、青色をした四角い突起を指で軽く押してみた。しかし特に何かが起こった様子はなかった

「なんだ?壊れてるのか?」

ホルスはその後も数回突起を押してみたが、特に何も起こらなかった

「、、、コイツが何なのかは分からないが、まぁ一応収穫はあったな、そんじゃあ戻るとするか」

ホルスはその謎の物体を報告する為に、他の二人との集合地点へ引き返した


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