三日後へ向けて
フェルサから予告状を受け取ったフミフサは、その予告状の内容を読み上げた。
「次の侵攻でこの町を更地にする、猶予は三日だ、それまでに戦力をかき集めると良い、、、本当に第二波が来るのか」
「フェルサ、そんなのどこで拾ったの?」
「あの音が鳴って、逃げ去って行く青い装備の者の袖からポロっと」
「、、、」
「、、、次の侵攻で町を更地にするって、まるで今回のが小手調べだったみたいな言い方だな」
「まぁ実際そうっぽいよね、アイツら、ちょっと戦ったら直ぐ逃げちゃうし」
「第二波は本格的な戦いが予想されるね、町長、どうする?」
「、、、城壁がない以上、町中での戦闘は避けられないね。住民達には避難してもらって、僕らは町中での戦闘に備えようか。ラオト君達にも手伝って貰ってもいたいな」
「あぁ、もちろん」
「ありがとう。ごめんね、君達はお客さんなのに、僕達の町の問題に付き合わせちゃって」
「いやいや、冒険者たるもの旅先での事件は付きものだし、気にしなくて良いよ」
「そう言ってもらえると助かるよ。じゃあ、早速動き出そっか」
フミフサは八人に対し、担当の役割を割り振った。
「ペディとアレス君、そしてスティアさんは町に散らばる兵士を集めてほしい。そしたら、その集めた兵士を率いて町の周りを調査してくれ、もしかしたら、まだ残党が残ってるかもしれないからね」
「いいよ」
「良いだろう」
「任せて!」
「フェルサとウィンディちゃん、ホルス君は町の被害状況の確認、それと、ペディ達から兵士を借りて、町に簡易的な防衛場を作ってほしい、設計はラオト君に任せるね」
「承知しました」
「了解!」
「任せな」
「設計か、分かった」
「イレモス、どの町に援軍要請を送った?」
「えーっと、早く着きそうな鳥人の国だけだね」
「ならもっと遠くの町にも援軍を頼んでほしい、三日もあれば、遠くからやって来る軍団も着くだろうし」
「はいはーい」
「それじゃあ皆んな、第二波に備えて、この三日でできる事を精一杯がんばろう」
「おー!!!」
その後、役割を与えられたラオト達は解散し、同じグループの者達と共に町の中へと向かっていったのだった。
「、、、町長?僕は要請が終わったら何すれば良い?」
「うーん、、、じゃあ、あの怪しい男を見つけるのを手伝ってほしいな」
「、、、そういえば、この襲撃が始まってから見てないね。これはもう十中八九、、、」
「そうだね、ただ、一応居場所を探すだけはしてみよっか」
「はーい」




