異世界の話
フミフサの部屋へとやって来たラオトは、部屋で待っていたフミフサと合流した。
「何個かそれっぽいのが見つかったよ、はいこれ」
ラオトはフミフサから渡された手帳に目を通すと、そこには異世界人であるフミフサの祖先が書いたと思われる文が並んでいた。
いつも通り文房具店を営んでいると、突然の頭痛に襲われ、気がついたら私は草原に立っていた。この世界は元の世界とは違い、、、
「うーん、やっぱり気絶なのか」
「やっぱりって事は、ラオト君もそうなのかい?」
「あぁ、場所は違うけど、気を失ったら異世界にいたっていう状況は一緒だな」
「じゃあ、祖先とラオト君がこっちの世界にやって来た原因は同じみたいだね」
「そうだな、俺の予想だと魔王が関係してると思ってるんだ」
ラオトは自分の考えをフミフサに話した。
「なるほど、、、だから君は十災魔神を倒して回ってるんだね。いやー、こっちの世界に来たばかりなのに凄いね」
「まぁ、仲間達と会えたりと、色々と運が良かったからね」
「そうなんだ、、、あっ、せっかくなら他のページも見てごらん?何かピンとくる情報があるかもしれないよ」
「あぁ、じゃあ他のページも見てみよう」
ラオトは祖先の手帳の他のページを確認した。そこにはフミフサの祖先がなぜグラフィキィリを作ったのかや、この世界での生活の記録などが書かれていた。
「ラオト君、そのページに書かれてる車って何?あっちの世界の道具か何か?」
「車はあっちの世界の移動手段だな、体力をあまり使わずに長距離を移動できるし、物も大量に運べるからめちゃくちゃ便利なんだ」
「へぇ、見てみたいなぁ、、、じゃあその自動ドアってやつは?」
「その名の通り自動で開くドアだな。人が目の前に来たら自動で開くから、手が塞がってても大丈夫なんだ」
「便利だね、こっちの世界にも作ろうかなぁ」
それからしばらくの間、ラオトとフミフサは祖先の手帳に書かれている異世界の道具の話で盛り上がっていた。そして、気がついた時には、既に窓の外が暗くなっていた。
「あぁ、もう夜か、、、いやぁ、君の話を聞いてるのが楽しくて、時間をついつい忘れちゃったね」
「そうだな、俺もこの世界であっちの世界の話ができて楽しかったよ」
「じゃあまた明日も聞かせて!」
「あぁ、もちろん!」
「ありがとう!ラオト君!」
その後、フミフサと別れたラオトは、フミフサから紹介された宿へと向かって行ったのだった。
予約投稿だと、、、




