↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界は想像通り?(旧 科学の知識で異世界旅)  作者: 察知
伝統主義者の乱

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

257/261

なぜだ

「君達は、魔法が好きかい?」

少年を見送ったタルロスは、静かにウィンディとアレスに問いかけた。

「魔法?勿論好きだよ、いつもお世話になってるし」

「そうだな、魔法は良き道具であり、良き相棒のようなものだ」

「そうか、、、」

タルロスは一息ついた後、別の問いをウィンディとアレスに投げかけた。

「では、もし魔法の文化や歴史を壊す存在が現れたら、君達はどうする」

「不思議な問いだな。勿論、そんな存在は消し炭にしてやろう」

「うん、魔法の文化がなくなるのは嫌だし、私もその存在を止めれるように頑張るかも」

「そうか、、、では最後に」

タルロスは再び一息ついた後、ウィンディとアレスの顔を見ながら最後の問いを投げかけた。

「君達は、ラオトを本当に信じるのか?」

「、、、えっ?」

意味が分からない問いをされ、ウィンディとアレスは言葉に詰まってしまった。

「あの者と話していて、君達はおかしいと感じたことはないか」

「おかしい?どういう事」

「あの者の言動は周りとズレており、知識の量と実際に体験した出来事の量があまりにも噛み合っていない、そう感じた事はないか」

「、、、無いと言ったら嘘になるが、それがどうしたというのだ」

「、、、なぜだ、なぜそれを感じてもなお、あの者の旅に付いて行くのだ。故郷も、過去も、知識の情報源も、全てが謎だというのに、なぜ君達はあの者を信用するのだ」

「、、、」

タルロスに大量の疑問をぶつけられたウィンディとアレスは、しばらくの間黙ってしまった。しかし、二人の心の中には、既に一つの答えが浮き上がっていたのだった。

「、、、心地いいからかな」

「、、、心地いい」

「そう、ラオトと旅をしていると、なんだがメレアと旅をしていた時みたいに楽しんだよね。目的が一緒で、一緒に居て楽しい旅ができるんだから、そこにラオトが何者かは関係ないと思う。勿論、これは他のみんなにも言える事だけどね」

「そうだな、長い事旅をしていると、過去を言えないという者とも遭遇する事がある。そして、それらの者に共通する点は、重要なのは過去ではなく今である、という事なのだ。例えラオトが犯罪者であろうが町を追われた身であろうが関係ない、我々にとってのラオトは、今、旅を共にしている面白い青年なのだよ」

「、、、」

タルロスは二人の真剣な表情を見つめた後、二人に背を向けた。

「、、、その判断が間違っていない事を祈ってるよ」

そう言うと、タルロスはグラフィキィリの町中へと消えていったのだった。そして、その後を監視の兵士が付いて行った。

「、、、なんだったんだろう」

めちゃくちゃ寝てて投稿遅れました

すみません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。