復活のP
すみません!諸事情で少々投稿が早くなりました!
「、、、えっと、ブラキナだよな?」
「いかにも、吾輩がブラキナだ」
事前にパドラの書物で姿は見ていたが、本物はそれを遥かに凌ぐ威圧感を放っており、戦いによる疲れもあって、ラオトはより一層の恐怖感を感じていた。
「な、なんでアイツを斬ったんだ?アイツも十災魔神らしいが」
「其方ら七人との真剣勝負を邪魔され、少々カッとなってしまってな」
「そ、それで仲間を斬るのか、、、」
「、、、其方よ、吾輩を少々誤解していないか?吾輩とていきなり仲間を斬るような野蛮な事はせぬ。ただ、今回はプロクスという例外だった、それだけだ」
ブラキナの言っている言葉の意味が分からず、ラオト達は余計に混乱してしまった。
「、、、まぁ良い、そもそも広間を訪れたあの三人にすら吾輩は勝てなかったのだ、そこに其方ら魔法使いが増えていたら、吾輩は今頃生きてはいなかったかもしれぬな。しかし、だからとてプロクスを許す事はできぬがな」
「やっぱり!ウィンディちゃん達が勝ったんだね!」
「、、、それにしては、ブラキナの体に外傷が少なすぎる気もするが、まぁ、あの三人が勝利したというのは実に喜ばしい事だ」
前衛組の勝利に、屋上組は喜びを隠せなかった。
「じゃあ、なんでブラキナはペトラと一緒に屋上に来たんだ?」
「あぁ、事前の作戦が発動しなかったから、万が一の事態になってないか様子見に来たんだ。ブラキナは戦えない俺の護衛になってくれたんだぜ」
「十災魔神の護衛、、、ペトラが初めてなんじゃない?」
「そうだと嬉しいな」
「、、、うん?何?魔力の流れが、、、って!」
空気中の魔力が変な挙動をとっている事に気がついたスティアは、その魔力がプロクスの体に集まっている事に気がついた。そして、それと同時にプロクスの体が発火している事にも気がついたのだった。
「ちょ、ちょっと!アイツの体が燃えてる!」
スティアの知らせによって異変に気がついたラオト達は、急いでプロクスの体から距離をとった。その間にもプロクスの体を覆う炎はどんどんと大きく眩しくなっていき、ついに炎の中の様子が見えなくなってしまった。そして、それから少しの時間が経った後、轟々と燃える炎の中から、体が完全に再生したプロクスが出てきたのだった。
「我、完全復活アル!」




