↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界は想像通り?(旧 科学の知識で異世界旅)  作者: 察知
エントモス熱帯林

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

186/281

脳内シミュレーション

ラオトはてっきり、模擬戦の時のウィンディのように勢いよく飛び上がるのかと思っていたが、想像よりもかなり緩やかに浮かび上がった事に、少しだけ拍子抜けしてしまった。それに加えて、魔道具に備え付けられた安定装置のおかげで初めての飛行にも関わらず、安定して浮遊する事ができ、気づいた時には起動前の恐怖心は少しも残っていなかった。

「ラオトおにいちゃん、ちょうしはどう?」

「あぁ、良い感じだ!流石はロメウスの魔道具だな!」

「よかった!それじゃあつぎはそのじょうたいでいどうしてみよっか!」

「どうすれば良いんだ?」

「そらにうかんでいるじぶんが、まえへといどうするこうけいをいめーじしてみて!」

「イメージ、、、イメージ、、、」

ラオトは頭の中で空に浮かぶ自分自身を作り出し、その自分をゆっくりと前へと動かした。すると、それに共鳴するように魔道具も動き出し、現実のラオトもゆっくりと前へと進んだのだった。

「おぉ!動いた!」

「すごい!こんなにコツをつかむのがはやいなんて!さすがはまほうつかいだね!」

「そういえば、魔力を体外に流したり、頭の中で未来の光景をイメージしたりするのは魔法を使う時と一緒なのか」

「そうなの!だからこうどやそくどのちょうせいはいめーじでおこなってね!」

「なるほど、、、ちなみになんだが、この魔道具はどこまでの速度に耐えられるんだ?」

「耐久面は大丈夫、速度はアンタがどれだけの速さを想像できるかによるかな」

「俺次第?俺がめちゃくちゃ速く動く光景を想像したら、本当にその通りになるのか?」

「さぁ?どうだろうね?気になるならやってみたら?」

「うーん、、、まぁ、試しにやってみるか」

ラオトは魔道具の限界を確かめる為、非常に速い速度でフェアリウム内の建物の周りを飛び回るイメージを作り出してみた。何回もフェアリウムの市街地を歩いていたらおかげで、ラオトはフェアリウム内の構造を鮮明に作り出す事ができたのだった。

「あっ、ちなみにだけど、想像しだいで本当にその速度が出ちゃうから、ちゃんと加減は考えて、、、あれ?」

ピメウスが忠告をしながら目を逸らした隙に、ラオトはどこにも居なくなってしまった。

「えっ!?どこ行った?」

「ラオトなら凄い速度で町の中心に行っちゃったよ」

「本当に!?ヤバい!」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。