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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
エントモス熱帯林

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散会

ブラキナについての話し合いが終わり、次の話に入る前に再び休憩する事となった。1回目の休憩と同じようにラオトはストレッチをし、ピメウスはお菓子を補充し、パドラは地図をどこかへと返しに行ったのだった。そして、パドラが部屋に帰ってくると、皆は再び席に着き話し合いの態勢に入ったのだった。しかし、今回のパドラは、今までの様に何かを持っているという訳ではなく、手ぶらで席に着席したのだった。その事を不思議に思っていると、パドラが申し訳なさげに声を発したのだった。

「ラオト様、次に予定していたトラウム様との会談なのですが、、、トラウム様は獣人族の対応で忙しいとの事で、また後日となりました」

「そっか、、、まぁしょうがないよな、トラウムさんは町長なんだし」

「ただ、トラウム様もラオト様に話したい事があるようで、できるだけ早く予定を空けるとの事です」

「トラウムさんが俺に?なんだろう」

「予定が決まりましたら、後日連絡いたしますので、その時はよろしくお願いいたします」

「あぁ、分かった」

「ありがとうございます、それでは、今回の会談は終了となります、お付き合いくださり誠にありがとうございました」

「えっ?今日は終わり?」

「えっ?終わりなの?」

「はい、今日ラオト様をお呼びし、お話し合いたい事は、全て話し終わりました。まだ、何か気になる事がございますでしょうか?」

「いや、なんでフェアリウムが俺に忠誠を誓ってるのかとか分からないんだけど」

「その件はトラウム様が一緒にいる時に話したいと思いまして、、、ご安心を、必ず理由を話しますので」

「えぇー、お菓子補充しちゃったじゃん」

「ピメウス様、ちゃんと残さず食べてくださいね」

「えぇー、、、それじゃあアンタも食べてよ」

「えっ?まぁ良いけど」

お皿に乗せられた山盛りのお菓子をピメウスとラオトで食べ切った後、ピメウスは部屋の奥にあるソファでスヤスヤと寝初めてしまった。

「ピメウスって本当に自由人だな」

「そうですね、でも、ああ見えても良い所もあるのですよ」

「そうか、、、いつか見れるかなぁ」

その後、ラオトとパドラは次の会議の予定を話し合った、その結果、トラウムが時間を空けてくれたらパドラからラオトに直接連絡に行き、トラウムの時間が空かなかったら、ブラキナ討伐に出発する前日にもう一度会議を開くという事に決まったのだった。次の予定が決まったラオトは、パドラと共に建物の入り口まで移動し、パドラに別れの挨拶をした後、建物から外に出たのだった。


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