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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
エントモス熱帯林

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120/196

勇者の正体

「それで?俺達は各地を旅してジャンケンの技術を鍛え上げてた訳だけど、ラオト達は何してたんだ?この森にいるって事は、やっぱブラキナを倒しにきたのか?」

「あぁ、魔王城に行く為にも、十災魔神をどんどん倒して行かないとな」

「へぇ、、、あっ!そういや聞いたか?最近プリズン山脈に城を構える十災魔神の1人、キオンがさすらいの勇者によってやられたらしいな」

「あー、それ俺達だよ」

「いやぁ、十災魔神を倒してくれる人が他にも居るなんて、ラオト達はラッキーだな、、、え?」

「え?」

「え?」

サリディ達は今の一言でフリーズしてしまった。それからしばらくして、フリーズした頭を再起動したサリディ達は、もう一度ラオト達に対して問いかけた。

「ラオト?さっきなんて言ったんだ?」

「だーかーらー!キオンは私達が倒したの!」

ラオトが答えるより先に、スティアが自信満々にサリディ達に答えた。それを聞いたサリディ達は、またもやフリーズしてしまった。

「ふふ!当たり前の反応ね!アンタ達の目の前に居るのは、あの無敗の十災魔神の1人、キオンを撃退した、偉大なる勇者達なのだから!」

スティアはここぞとばかりに、あることないことを混ぜ合わせた武勇伝をサリディ達に語り尽くした。

「どう?これが私達がプリズン山脈でやってきた事の数々よ!」

「マジかよ!ラオト達そんな凄い事してたのか!」

「うんうん!まさか本当に十災魔神を倒しちゃったなんて!」

「アニキにアネゴ!!一生ついていきます!!」

「なんか、3人ががシュデンさんみたいになってきてる、、、」

「ちょっと盛られてる部分もあったけど、キオンを倒して、城の魔法陣を破壊したってのは本当だ」

「そうなのか、、、まさか、ラオト達がそんな強い冒険者だとは思わなかったな、キオンを倒せたラオト達なら、ブラキナも倒せるんじゃないか?それに今回は俺達っていう助っ人も居るしな!」

「え!?一緒に戦ってくれるのか?」

「当たり前だろ!俺達の仲じゃないか!」

「うん!私達、戦闘も強くなったんだからね!」

「俺はホルス先輩みたいに戦えるわけではないが、ちゃんとケンタウロスとしての仕事は全うして見せるぜ!」

「3人共ありがとう!3人が一緒に戦ってくれれば凄い心強いね!」

「まぁな、存分に期待してくれよ!」

サリディ


好きな物、ジャンケン 旅 ジュース

嫌いな物、静かさ 苦味

職業、剣士

使用属性、水


水属性使いの若い剣士でハルティの実の兄。

実は過去の記憶があまりなく、自分がなぜ旅をしているのかが分からぬまま適当に旅をしている。何かを探しているという事は分かるのだが、それが何かは分かっていない。しかし、ハルティが自分の妹という事ははっきりと覚えている。ペトラとは旅の途中で出会い意気投合、今では欠かせない仲間になっている。

獣人の国付近でラオト達と出会い、ジャンケン大会を通じて仲良くなった。それと同時にジャンケンにもハマってしまい、今では旅の目的がジャンケンを極める事になっている。

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